時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

この夏も、出稼ぎ(SNOW RUNNER)

昨年買った「SNOW RUNNER」というゲームに今年の夏もハマっている。

しばらくやってなかったけど、たまーにやりたくなるのだ。
(1年前の記事→「この夏は出稼ぎ」)

ゲーム自体は、簡単。

ただ車を運転して、荷物や落とし物を指定の場所に届けるだけのゲーム。

敵が出現するわけもなく、誰かと会話するわけでもない。
ただひたすら、悪路を進んでタスクをこなすだけ。

シンプルでしょ。そしてこれが、実に難しい。

悪路を走行

だって、こんなことになるんだもの
ひっくり返るわ

そして久々に操作するゲームなので、さて四駆への切替はどのボタンだっけ、ハイビームはどうすればいいの?って状況だったけど、慣れれば手がすぐに覚えます。
(基本、左手側にあるボタンと右手側のボタンの組み合わせで操作することになる)

すごい、こういう適応力というか、すぐにものにできる能力の培われ方をゲームで知れるっておもしろい。

一度覚えた操作というのは、たとえ忘れても身体がどこかに記憶しているのか、私の適応力がいいのか、ちょっとやれば元通り動かせる。

しばらく乗ってない自転車にもすぐ乗れる、みたいな感じ。

紅葉とトラック

スノーランナーと言いつつ、実は雪道って少ない

そしておもしろいことに、ゲームをやってると私はよく感じているのだけど。

今が一番現役でうまい」。

1年前はできずに放り投げたタスクも、今だとできる気がするし、実際にできている。
子どもの頃が一番ゲームが上手だったなんて、よく言われてるけど嘘だよ。

絶対に今の方が上手い。
10代より20代、20代よりも30代の今の方が、確実に上手いと思ってる。
より器用になってる感じ。

こういう感覚って幸せだと思うんですけども。

衰えるどころか研ぎ澄まされ、今が現役だなんて。
いやあ、進化が尽きない。

こういうのが知れるのも、ゲームをやっているおかげです。
なるほどゲームって偉大だな。
(これがピアノだと、自分の退化を見せつけられるのでピアノなんてしない方がいいです)

ゲームって、ハマりすぎるのもどうかと思うけど、絶対に人生で若いうちに経験しておいた方がいいと思う。

脳の回路の問題だと思うけど、頭で考えたことと手の動きを瞬時に一致させる訓練になるからね。最高の脳トレだと。

 

とにかく舗装された道路なんてのは少なく、雪道だったり山道だったりを走るゲームです。

泥道だってあるし、沼だったり、川を渡ったりもする。あとは凍結してたり。

雪道を走る

舗装されてない(ほぼこんな道)

氷上のトラック

滑ります(チェーン巻いてない)

そして、そんな場所で往生している車、捨てられている車を引き上げたり、牽引して依頼主の所まで運ぶのが主な仕事です。

あとは荷物運びね。
木材とか、コンクリートブロックとか。

横転すると、荷物は全て投げ出される。そういうのを、クレーンで持ち上げて積み直したり。

現実の私は立派なペーパーだけど、この世界の私は大型トラックでもなんでも簡単に運転出来てしまうのです、ハッハー!

なんならクレーンまで使える。

丸太運搬車と丸太クレーン車

前方は丸太を掴むクレーン車
後方は丸太運搬中

写真なんて撮るヒマなかったけど、浜辺に乗り捨てられたトレーラーを回収するのは大変に苦労した。

海岸沿いを無理やり走って、目的のトレーラーを見つけてウィンチでつなぎ、来た道はぬかるんでてハマる恐れがあるので、どうにか先へと進み、最終的に崖登りをする羽目になったのだ。

傾斜45度はある斜面をエンジンだけで登るのは、それは苦労したよ。
エンジンって偉大。

崖登り

こんな崖登りもできたりする
※45度を超えている

崖からの転落

たまに転落したりもする

このゲーム、やってる最中にいつも身体に力が入っているのか、常時肩こりを感じているのが特徴です。
身体が固まっているためだろうと推測。

ただ手を動かして操作しているだけなのに、気が付けばそうなっている。

如何に力を込めて、息を止めて真剣に運転しているかが分かります。

現実の世界のみんなもこれくらい力と丹精を込めて、真剣にハンドルを握っててほしいものである。

美しい丸太運び

人を殺せる凶器ですから