時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

子どもの日に、コナン映画を見に行く(4DX)

今年のGWは、まあどこにも。
それも例年通りですが。

直前になって、あまりにも予定が無さ過ぎたから友人に予定を聞いて、唯一空いてた子どもの日に映画でも行くか、という話になり。

というのも。
今回の目当ては4DX。

一度、是非それで見たい映画があったけど、情報を知るのが遅すぎて行けなかった。

都会の人には珍しくないのだろうけど、私の地域ではそんな特殊な劇場はないのです。。
見ようと思ったら、わざわざ県境を越えるしかない。

つまり、平日に気軽に行けない。通常と違って上映期間も短いわけだし。

映画を見に行くだけでも、ちょっとした小旅行。
ですので今回は友人に車を出してもらって、映画を見るためだけの小旅行へ!

(だから別に、名探偵コナンの映画である必要はなかった)
(ただただ、4DXを体験してみたかった)
(本当は激しいアクションがいいと思ったけど、酔うかもしれんと恐れた)

さて。

友人に車を出してもらって、劇場は県外になるので、午前中の上映に間に合うように朝6時に集合!

まさかの5時起き。映画を見るためだけに5時起き。
本当に小旅行、いや遠足だ。

で、鑑賞したと。

感想はって?

100万ドルの五稜郭

動くシートとは、これ如何に、、、?

予告もストーリーも、公式サイト、上記のキービジュアルすら何も見ずに行ったんだけど。(そしてタイトルも、劇場で初めて知った)

まさか開始早々、日本刀での斬り合いが始まるとは思いもしませんでした。

刀で斬る度に「シュッ」と空気が吹き出し、どさっと倒れる演出が伝わって来たり。
もちろん、車の走行音だとか、そういうのでシートが地味に振動するようなことは多々あったけれど。

思った以上に多かった、カーチェイスのシーン。
現代において、日本刀や木刀での戦い。
怪盗や西の探偵が飛行するシーン。

近年よく見る大掛かりな爆発のシーンこそなかったものの、とても一人間の所業とは思えないシーンは、劇場版ならではですね。

そのたびに、シートが横揺れ、縦揺れするのだから。

コナンの映画って、もともと劇場版は激しい演出が多かったけれど、近年のあの過度な演出は、この「体感上映」のために作ったのではないか?と疑うほど。

とはいえ、所詮は推理漫画。
ところどころアクションシーンはあれど、それがずっと続くわけでもないので、結構揺さぶられるなと思えるシーンがあっても、そう多くはなくあくまで一部。
乗り物酔いが心配だった私でも、全然OK。

体感では分からないけど、前のシートが結構激しい動きをしてたので、「これは確かにすごい」と。

遊園地のアトラクションにあるような、映像を見ながらシートが動くやつ、それを薄く延ばして2時間くらい続くもの、って感じでした。
で、映画そのものも楽しめると。

まあ、コナン映画である必要はなかったけれど。
(シートの動きに頭がもってかれて、数々の謎や事件の整理を頭でする余裕はなかった)

ストーリーそのものも、よかったです。

何より私はコナン脱落勢なので、映画内で知らない顔がでしゃばってくるのが気になってまして。
今回はヘリのお嬢様勢以外はどれも見知った顔だったので、助かりました。

まさか、北海道の刑事さんが出てくるとは。
(コミックスの巻数と表紙まで、一瞬で記憶の中から引き出しましたよ)

他にも園子のお母さんだとか、ちょっとしたシーンに懐かしの顔が出てきて、脱落前は熱心にコミックスを読み漁ってた人間としては嬉しかったですね。青子ちゃんまで。

謎の組織とかも出てこず、独立した話だったのもありがたい。ラブコメ色は、多少強かったけれども。

そういうのも含めて、一種の「お祭り」として体験することができたので、朝5時に起きてよかったなと思いました。