実は、神戸行きの前日、職場の40前の男性社員から、
「今度春休みに家族で神戸旅行に行く、atoaに行こうと思ってる」
と言われ、
「私、明日そこ行きますよ」
というと、
「子どもから高齢者まで楽しめるか教えてほしい」と言われた。
子ども3人（小学生）と夫婦、そして奥さんの両親を連れての旅行だそうです。
だから、そういう視点で見てきたんですよ。
ただ結論で言うと、atoaは子どもには厳しいんじゃないか、というもの。
特に小学生男児には、あんまりおもしろくないんじゃないかと。
高齢の方は楽しめるかもしれないけど、光の演出は人によっては落ち着かないかもしれないし、なんならちょっと酔うかもしれない。
（まあ、じっくり対象を見たい人は稀かもしれないが。みんな多くが写真目当てでしょうし）
そして大型の目立つ水槽もないんですよ。
ほぼ小さな水槽を眺めることになるので、あんまりその場に長居もできないし。
ショーとか触れ合いが好きな子にとっては、ちょっと物足りないかもしれない。
特に関西は「海遊館」があるので、そっちの方が子どもにとっては楽しい気がする。巨大なサメいるし。
そもそもプロジェクションマッピングって、子どもは好きなんだろうか？
もし行くとしたら、事前に画像とか写真は一切見せない方がいい。
atoaは、海遊館に飽きて自分でお金をちょっと稼げるようになった大学生くらいの子が、彼女や彼氏を誘って遊びに行くようなところ、が正直な感想。
大人向けのデートスポットなのです。
だから家族旅行って感じじゃないんですよねぇ。
子どもの多さで言えば、こっちの方が圧倒的。もちろん、こっちにもカップルは大勢いたけども。
あそこはフードコートっぽい場所が中心にあるから、高齢のご両親も疲れたら座って待っててもらえるし、子どもは近場で見れる動物に興奮するでしょうし。
グッズ売り場も充実してるので、もうすぐ中学生になるお姉ちゃんも満足するでしょう。
私も幼少の頃、よく爺さん婆さんらと動物園に行ったけど、爺さんは子どもたちにずっと付き合ってくれてたけど（今考えると、すごい体力だ）、婆さんはレジャーシート広げて、ずっと休憩してたくらいだから。
まあ、どちらも室内施設なので、天候に左右されないのはいいですね。
動物園と言っても、特別匂いが気になるとかもなく。
（そういう意味では、甘ったるいポップコーンの匂いが気になったが）
個人的には、動物園に行くためのポートライナーが楽しいです。こういう乗り物、田舎にはないですからねぇ。
いずれにせよ、奥さんのご両親との旅行なんて、なかなか気を遣いますね。
小学生の子どもから高齢者までが満足できる旅行計画、難しそうです。大人だけなら、ハーブ園とか博物館、異人館とかもあるんだけど。子ども向けレジャーではない。
1泊2日とはいえ、お金が莫大にかかりそうだ。
（日頃の残業の成果を発揮するのだ）
そして肝心のお父さんである同僚社員は、中華街に行きたいと言っていた。
まあ、中華街は水族館から歩いて行ける距離だし、お昼にでも寄ればいいんじゃないでしょうかね。
以下参考）
