時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

童心に帰って楽しむ名古屋③(名古屋市科学館)

前回のつづき

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2日目は、朝から名古屋市科学館です。

ここは、友人が行ってみたいと言い出した場所でした。

調べてみたらそこのプラネタリウムがギネス級の広さを誇るらしく、しかもとても人気とな。
(それにあたり、色々下調べに奮闘した記事がこちら↓)

 

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これがその科学館であり、プラネタリウムである。

名古屋市科学館

大きな球体ドームですな

まず開園が9時30分。
その少し前に向かったのですが、わらわらと人が集まってました。

科学館前

レゴランドよりも、行列を見た

そして黄色いジャンパーのスタッフさんが数名ほどいて、案内をしている模様。
建物内を見ると、チケット売り場では既に列を成してました。

正面から入って奥の手に、どうやらプラネタリウムの予約のテントがありまして、どうやらプラネタリウムを見るには、ここで予約をした後チケット売り場に並ぶ必要があるみたいですね。

我々は事前に予約を行っていたので、その旨をスタッフさんに伝えると、売り場まで自動で案内してもらえました。

案内されたのは、通常レーンとは違うレーンですぐにチケットも買えたので、イメージとしてはファストパス的な扱いみたいですね。

 

科学館内

いつ見ても、誰かしらが並んでいる

そして基本、プラネタリウムは人気なので満員の模様です。

入った瞬間、その規模には圧倒されますよ。
いやはや、めっちゃ広いドーム。
座席も左右に半分ほど回ります。

ただ内容としては緩急がないので、リクライニングシートなのも相まって眠気が簡単に襲ってきます。

時期によって内容も話される職員の方も違うそうで。

今回は初老の男性が終始「いい声」で語ってくださったので、よけいに眠気を誘います。
別にBGMとかはほぼなかったですしね。

内容はほぼ金星フィーチャー回だったので、今の時期西側の席に座った人は、つまらなかったのではないかと。

我々は東の席だったので、いい感じに西の空が見えておりました。

 

今は街灯りで空が明るいから星が見えにくいそうですが、だからこそひときわ目立つ星が残るので、星を見つけやすいというメリットもあるそうで。

その状態でも見える春の大三角の星の輝きを認知した後、
「では、本来の星空をどうぞ。」
と言って映し出された空は星々が輝き、まさに無限の光。

そんな中でも、やはり目立つ星は目立つので先ほどの春の大三角も見つけられました。

それにしても、昔ということでほぼ満天だった星の中で、
「こことここをつなぐと○○に見える」
と考えた昔の人の発想は、やはり奇想天外に富んでたんだろうなと。

 

しかし正直、星に興味のないお子さんは50分間お昼寝の時間になりそうです。

友人も、「イオンの方が綺麗だったな」と言ってたくらいなので、演出されたものの方が記憶としては残るかと。

かくいう私も、金星よりもイオンの「月」の方が印象に残ってます。
やはり、緩急があるのは重要みたいです。
(でもギネス級のサイズ感、居心地はよかった)

 

科学館の常設展示はですね。

とにかく子どもが体験して学べる要素にあふれているので、子どもが多かったです。

私も友人も科学とか地学は苦手ですので。

おまけに昔習った気象学も、どうにも実感がないままただ「知識」だけ教わったので、まるで興味がなかったし今でも記憶に残っておりません。難しい。
(天気図とか、風向きを表す矢とか?)

ただ人体とか生命に関しては今でも興味のある分野なので、興味のある大人目線から言うと、やはり内容は広く浅くって感じですかね。

全体的に子ども向けの印象が強めです。

が。

 

プラネタリウム含めた宇宙コーナーには、意地とプライドを感じられました。

これまでの子ども要素はほぼなく、一転して神秘的な展示空間です。
内容もレベル違い、乏しい宇宙に関する私の知識ではほぼ理解が不可能でした。

でも本当に多くの人がひっきりなしに訪れている市の施設でした。

夕方になってもチケット売り場に人が途切れることはなく、ここまで市民に愛されている施設もそうないだろうと。

名古屋の子どもたちは、ああやって科学に興味を持っていくんだろうなと思いました。

 

名古屋市科学館

END