時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

「ま」から始まる名前が多い

毎朝、職場では部署ごとにオンラインミーティングがあるのだけれど、ああいうオンライン会議ではイニシャルが表示されるようになってて。

そしたら、やけに「M」が多いことに気が付いた。苗字でなく名前の方に。

男性が5人いるんだけど、5人の内4人がM。おまけに全員が「ま」から始まる名前だったということ。皆さん、50前後の方です。

偶然なんだろうけど、ちょっとびっくり。

あまり男性の名前って意識したことないのだけれど、名前の頭文字って、よく使われる音がある程度決まってるんでしょうか。

同じMでも、「め」とか「も」から始まる名前って見かけないような。
女の子は、「めぐみ」とか「もえ」とかあるんだけれども。

「ま」と言えば、「正」とか「真」とか、「誠」とか「政」といった漢字のイメージですね。

だからなのでしょうか、誠実だとか、正しいだとか正義だとか、そんなイメージが勝手にあります。
それを狙って、そういう名前にした可能性はある。

名前の字面とか、響きってのは大事ですよね。
自分のことを呼ばれる音なのだから。

と、ここで以前も読んだ「名前セラピー」の本を開いてみましょう。
(「人生が100倍楽しくなる名前セラピー」)

ま=「真」

真理、真実を相手に伝える、相手を認める、といった意味があるのだそうで。
一方、「魔が差す」「迷い」やすいので、自らの価値観をしっかり持つことが大事なのですって。

確かに、「正」という字も「真」という字も、基準がしっかりしてないと意味を成さないですしね。
一本筋の通った人、を目指していく感じだと、名前もその人も輝くように思います。

どちらかというと、少し古風な名前って感じですよね、「ま」が初めに入ると。職場の方も50前後だし、不思議と若い方には少ない気がする。
そういや、ジブリ映画の主人公の男の子も「ま」が最初につきますね。彼は戦時中の少年でした。

 

名前といえば。
職場で現在育休中の同僚がいて、冬に生まれたばかりの子を連れてやってきたのですが。
女の子なんですけどね。

名前を聞いたら、すごくその同僚が付けた感じがするような、素敵な名前だった。

名前は生まれた冬にちなんだ名前だったのだけれど、同僚であるお母さんは、派手さはないけれど誰にでも自然に付き合えるような、コミュニケーションが丁寧で上手な方だったのです。

そのお子の名前は、この本によると、
「相手を清める、癒す、元気にさせる」といった意味、というか使命を持っているのだそう。

そんな意味を込めて付けたのではないと思うけど、やっぱり、言葉の音の持つイメージって誰にでもあるじゃないですか。

その音の響き的にも、同僚の人となりも含めて、誰かを癒してくれそうな、そんな素敵な女の子になりそうです。