時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

お祓い料金プランに翻弄された叔母

職場の方が最近ツイてないからと、夫婦そろってお祓いとかした方がいいのかも・・
と冗談で言っていて、お勧めの神社とかあれば是非とも言っていたので、私のツイてないにもほどがある叔母を紹介した。

叔母も若い頃は厄年ということで厄払いをお願いした一般的な日本人の一人。

とはいえ本厄だけしかやってないらしく、後厄とかを放置してたから、今も運が悪いままだと本人は語っている。

ちなみに、神社とお寺で多少目的が違っているらしく。

災厄を追い払う方が神社でいうお祓い。
災いから身を守るのがお寺でいう厄除け、らしい。

1年間祈祷してくれるというなら、神社だと降りかかった災いを1年間払ってくれるイメージで、お寺だと1年間災いから守ってくれるイメージか。。

まあ、そこまで明確にはしてないらしいけど、叔母がお寺に行ったということは、災いから身を守ってくれた可能性はある。

叔母の地元ではまあまあ有名な所に行ったそうだけど、どうやら値段がいくつかあって、一番安いのにしたとのこと。

高い料金を納めれば名前を呼んでもらえたらしく、こんなところまでお金の違いなのか、と呆れたらしい。

そこはお寺なんだけど、確かにWebページを見てみると納める金額によってグレードが異なっている。

安いものだと数千円でできるけど、お札をもらって終わり。

5千円払うと、1ヵ月間毎日祈祷してくれる。
1万円だと3ヵ月間。
2万円で1年間。
5万円納めれば、それはそれは特別な祈祷をやってくれるらしい。

お祓い、厄除けの知識が全然なかったもので、なるほど、これは確かにグレードが存在していたわ。

しかも期間によって決まっているのね。なるほど。
中身が違うかと思っていたけど、期間で決まってるだけなのか。なるほど。

厄年だと1年間続くから、一般的には2万円程度のプランが人気なんでしょうか。

さすがに1ヵ月や3ヵ月だけとか、油断するにもほどがある。

それならお祓いなんてするなと言いたい。これは無駄な1万円である。

とはいえ、こうやって料金プランを設定してくれることで、庶民であっても誰でもお手軽に厄除けができる。

このリーズナブルプランの導入は画期的なのでは?
と言いつつ、5万円の特別な祈祷の存在が気になってしまう。

厄年なら、それなりに本腰入れてお金を貯めて持ってくるだろうし。庶民であっても。

そこは気合を入れるべきだ。

関西の神社

ほら、この神社でも絶賛祈祷やってる

ちなみに、こうした祈祷って世界中にもあって。

インドだかどこかでは、これまた結構高いそうだけど、大人数のお坊さん(?)が毎日1年間祈祷をしてくれるらしいよ。

名前とかをメールとかで知らせるらしい。
そうなると、もはやグローバルだから相当なパワーが降り注ぎそうね。

そういう意味では、厄払いってのは世界共通のものかもね。

叔母はこのお寺で、当時の値段は分からないけれど5千円程度しか払わなかったと言っていた。

今のプラン内容だと3ヵ月限定。

これじゃあ、叔母の厄年を完璧に守り切れるわけがなく、やはり2万円、いえ叔母くらい不幸の自覚があるなら5万円プランをやっておくべきだった。

それ相応の災いなら、覚悟をもって包むべきである。