エッセイ

祖父の記憶

じいさんとの記憶。 7月はね、誕生月なんですよ。 正直、最近は梅雨が7月にまでなだれ込むせいで、すっかり梅雨=7月なイメージになりつつあって残念だけれど。(七夕はよく雨が降ってるし) そんな7月、地味な7月に。突如。 祖父母のことを思い出してみよう…

はじめて自分の声を聴いたのは、高校生の頃だ。 学校で朗読の練習があって、そのときにレコーダーか何かで撮った音声を聞いたのが初だったはず。 その時の印象は確かこう。「なんか小さく縮まってるような、甘ったるい感じ」 自分では、もっとのびやかに気持…

最悪この世に無くても困らないもの

衣服にまったく頓着しない人がいる。 叔母の職場には、全く洋服に興味がない女性社員がいるらしく、彼女が着ている服は、もう何十年も前のものばかりらしい。 当然デザインもサイジングも時代を感じさせるもので、一目で古いものだと分かるそうな。 そんな風…

実は難しい、好きなことを好きと伝えること

ちょっと前に、別の部署の方と仕事をし昼食を共にしたとき、普段、どんな音楽を聴くのか、という話になり。 答えられない自分が。 まあ、今もずっと追い続けている歌手がいるわけでもなく、割と移り気な方だし、流行りの曲を聞くわけでもないし。(最新の歌…

自分の名前の感覚

自分の名前って、他にはない特別な感覚があるらしい。 だからこそ、生死をさまよっている時なんかには名前で呼びかけるのだと、昔どっかで聞いた。 そう、自分の名前の特別な感覚っていうのは、誰にでも当然あるものなのだ。 他の人の名前と自分の名前、自分…

自分が自分に許せること

同僚のおばちゃんと話していた、おばちゃんのかつての話。 今でこそ、マスクや部屋着を自ら作れる同僚のおばちゃんだが、かつては、自分で自分のためにモノをつくるなんて趣味は、無駄なものだと思っていたらしい。 そんな趣味を優先する時間があるならば、…

窮屈なお正月

私は昔から、正月が嫌いだ。 寝坊して昼近くに起き、そのあと決まりきった挨拶があり、その後、これまた決まりきった料理を食べる。 そしてしょうもないお正月のテレビを見ると、これまた同じような装いの芸能人が、これまた決まりきったような挨拶を視聴者…