ここからは穏やかな大人のUSJ。
前回はこちら↓
今回の目的でもあった「NO LIMIT! パレード」、今回は場所を確保しといたので最前列で見ましたよ。
これまでパレードやショーなんて、一体何が面白いのか分からなかったけども、こうして大人になった今見てみれば、その面白さが何となく分かります。
踊ってる人、キャラクター、仕掛けを見て「綺麗!」「素敵!」と思えるのは、おそらく情緒が発達した大人だからなんだと思います。磨かれた感性。そして楽しもうと思う姿勢。(バカ高いお金払って来てるんだから、当然だ)
子どもはやっぱり、動いて楽しいものの方が絶対に楽しいと思う。これは盆踊りでも阿波踊りでも一緒。子どもにとっての祭りは屋台がメインです。
それはさておき隣の20代女子が結構なガチ勢で、これまたガチなカメラで構えてて、ダンサーが近づいてきたら「ヤバい・・死ぬ」と心の声が漏れてました。
USJでは、たまにダンサーさんにお熱な方がいらっしゃいますね。
でもメイクもあって美男美女の勢ぞろいで、距離も近いので気持ちが分からんでもない。
着ぐるみも含めて愛嬌があって可愛い。
ポケモンは、途中、ルギアとホウオウで獅子舞みたいな感じでドラゴンダンスしてバトルしてました。
あれのお兄さんらが、とても楽しそうだったのも印象的。
私、このパレードの何が好きかって「音楽」なんですよ。曲。
あれを間近で聞けるだけでも、行く価値がある。むしろ現地で聴くからいい。動画にパレードの様子がいくつも上がってるけど、あんなもんじゃない。
こういう自分に刺さる音楽は、ヤクルトスワローズの応援歌「We Are The Swallows」以来です。
パレードには、いろんな楽しみ方がある。
それができるのも、大人ならではなのです。
あ、でもパレードに関しては雨の方がみんな傘持ってて可愛いのです。
あとは、比較的穏やかにショー的なものを見たり、買い物してたりと。
穏やかな気候の中でひたすらにウォークを楽しんだ。
「USJって狭いよね」とどこかで聞こえてきたけど、確かに同じ道を何度もぐるぐるした。方向音痴の私も、ようやく道を覚えたよ。
一人だったので、ゲームコーナーなんかをしばらく見物してたけど、子どもから大人まで列が途切れることなく。
ボールを投げるゲームでは、30代後半のお父さんがクリアしてて、小学生の息子以上に喜んでいた。
いやあ、お父さん、息子さんにいいとこ見せられたなぁと。
父の威厳を保てた瞬間を目の当たりにしたのも思い出。
夜の雰囲気もいいよね。
夜と昼間とで雰囲気が変わるから、夕暮れ時のパークって一番好き。一番ワクワクしてくる。
一応は仕事を休んで行ったのだけど、正直平日だとか休日ってのはもはや関係ないですね。
というのも、来場客の7割が外国人だったから。列に並んでて、両方とも前と後ろは外国の方。あとは、高校生だか中学生だかが遠足に来てた。
日本人だけだったら、半分以上は空いている可能性がある。
特に大阪は、ここと食事以外目立った名所がないので集中しやすいってのもある。
隣には名所すぎる京都があるし、ついで訪れしやすいスポットでもある。
まあそういう状況なので、これからも観光地は休日・平日関係なく人が訪れるってことですね。
ちなみに今回、冬の部屋着でいいのがないかなと探していたけど、見た目は暖かそうでも、中身は全然あったかそうじゃないものばかり。
安定の見掛け倒しのハリボテも、大阪らしいっちゃらしい。
というわけで、春夏の商品(在庫)を買ってしまった。
まさかの恐竜。
これ、春のグッズ商品を見てた時に気になってたけど、5月に行った時には目撃できず。
それがまさかの半年たった今になって並んでいるのが見えたので、ちょっと迷ってから購入。お部屋着にしようと思う。
季節感が合わないのは間違いないけど、確かに春夏の余りでも来場客の7割が訪日客なのです。
自分の国に帰れば、すぐにでも着られるってこともあるから、今の時期に春夏商品を置いているのも実は間違ってなかったりする。
それに今年の秋と初冬は暖かかったから、11月になっても日本人の需要もあったろうし。
結果だけ見れば、USJはその他のアパレルよりも賢く商売している。
さすが大阪といったところか。商売という言葉が、本当によく似合う。