時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

久々に、「かわいい」服

前月に引き続き、秋用の洋服を買った。
今回は職場着。

基本的に、職場とそれ以外での服は分けたい派。バシッと切り替えたいのです。

とはいえ昔は、といっても22、3とかそこらの頃は一緒にしてた。
ブラウスにカーディガン、下はスカートにパンプス。

よくあるお嬢さんのような恰好だ。
それを休みの日にも着てたか、スカートをデニムに変えるくらい。

いわゆる愛される服装、を目指してたわけではなく、他に職場で何を着ていいか分からなかっただけ。
とりあえずブラウスにカーディガンを羽織ってればいいかと、たいして考えもせずに着た結果だ。

それさえも、親が買ってきたものだったりする。ピンクだとか水色のカーディガン。
いわゆる親が望む「お嬢さん」の恰好だ。

その後は仕事を辞めて、当時着ていた服の多くは再出発と共に処分してしまったけれど。
あのまま仕事を大人しく続けていたら、「お嬢さん」の恰好をしばらく続けていたかもしれない。

ま、似合ってたわけでは決してなかったから、そのうち違和感に気が付いて方向転換した気はするが。
私はパンプスを履けなくなった時点で、お嬢さんな服からは自然と卒業した。

それ以降、職場の服はどこかカジュアルさもしくはスポーティさを取り入れたパンツスタイルになっていったけど、今回は割とかわいい服を買ったのでした。

 

襟のある服

形といい色といい、かわいいだろう

襟がちゃんとある服。こう見えて7000円近くした。

基本、襟のついてるブラウスまたはシャツは着ないし、シャツの上からニットなどを重ね着る着方もしないんだけど。

こちらは、黒い襟なのでお嬢さん感が薄れていいですね。

黒い本体に白い襟タイプもあったけど、黒襟の方がちょっと訳アリな感じが実に私らしい。

ただ色的に春っぽさは皆無なので、春には進んで着ない気がするが。

丈も短いので、私のようなミニマム人間にも違和感がない。
むしろ小さい人じゃないと似合わないかもしれない。

この服、画像では見えないけど腰回りにもボリュームがあって、本当言うとそういう服は苦手なんだけど、そこまで目立つこともなく。

作りも小さいし、なんてピッタリな洋服なんだ。

 

で、さっそくこれを来て仕事に行ってみた。

まず、かわいい服を着てることで気持ちまで可愛くなった気がした。

いつもは動きやすい服が多く、そういう時はクールな動作をするけど、この服を着た日は、なんとなく動作もルンルンとしている。
所作も可愛くなる。

着る物が変われば気持ちも変わり、気持ちが変われば動作も変わる。
考え方や接し方まで変わった気がする。気持ち、素直になったような。

デートなどで女子はスカートなどかわいい服を着るけれど、それは単にかわいく見られたいからだけではなく、気持ちや動作まで含めてかわいい自分で1日を楽しみたいっていう思いがあるのかもしれない。

たかがグレーの服に黒い襟が付いただけの服。

それでも、やっぱりかわいい服を着れば、気持ちまで「かわいい」に引っ張られるのね。なんだか明日も明後日も着たい。

着る物によって、私たちは思いのほか左右されるらしい。