まだ暑さが続く9月の頃に、ひっさびさにバドミントンをした時。
普段なら絶対にやらないような、シャトルに素早く反応して動く動作とか。
飛んでくるボールに反射的に飛びつく動作だとか。
そういう動作は、多少は鈍っていても身体が忘れていないらしく、ある程度慣れてくれば適応してゆきます。
ただ、そういう反射的な素早い動作を夢中で繰り返したせいか、尻から腿にかけての筋肉痛が酷く。
特に左側は結構深刻な断裂でも起こしたのかってくらい、1週間たってもベッドから起きる時に酷い痛みが走ったのです。
まさに「翌日の筋肉痛」が1週間くらい続いたような痛み。
もっとも、目が覚めて徐々に動いていくことで筋肉が温まってくれば痛みは消えた。
だから本当に朝起きた瞬間だけの痛みでした。
で、1週間ほど経った後に大阪に行った時に、道で帽子が飛んでって反射的に追いかけて、それを拾おうと屈んだ時、今度は右側のお尻に同様の痛みが瞬時に走ったのです。
アカンやつだと。秒どころか瞬で悟りました。
ただこれ、なかなかのショックなもんで。
反射的な急激な動作といえど、わずかこれだけ(屈む)の動作で筋肉を傷めてしまうとは。
もちろん、その日はその後も痛みを我慢しながら歩くことができたくらいには、そこまで酷いものではなかったけれど。
前回の左の痛みがなかなか引かなかったから、ストレッチもやっぱりやった方がいいかなぁなんて思い始めていた時だったからこそ、その必要性を早急に感じる羽目に。
うん、筋肉痛が収まったら、夜寝る前のストレッチは欠かさず行おう。
そう決意しながら大阪の街を歩いたものです。
正直、この30代ってのは、例えば子どもがいる家庭持ちだったならば、子どもを反射的に追いかけたり抱き上げたり、1日を忙しく走り回ったりしてるはずなのです。
それなのに、ここまでの身体の衰えを感じているのは色んな意味でヤバいなと。
特にここ1年は在宅勤務なんかもあって、1日中地べたに座り込んでることも多かったから、下半身の筋肉が弱まっていた可能性も。
ちゃんと身体だけは適度に動かしておかないと、使わない部分はすぐに衰えていく。
在宅勤務ができる環境はありがたいことなんだろうけど、現代人は必要なければすぐ動かない選択をしてしまうから、気を付けないと何もできない身体になってしまうよ。
小さな子にハーネスというか。
すぐに引っ張れる紐を結んでおくことに対して、批判的な意見もあるけれど。
正直、反射的にすぐにどこかへ「バッ」と行ってしまう子供を追いかけようとしたり、急いで抱き上げようと屈んだ際に、親の方が腰やら尻を痛めて突然歩けなくなったり、その一瞬を痛みに気を取られて怯んでしまったら。
それだけの一瞬で失われる命や、怖い思いをする可能性も十分にありうる。
(私は屈んだ瞬間、一瞬動きが止まったから、その一瞬で子どもの命は失われてた可能性もある)
20代ならともかく運動不足を自覚する30代以上にとっては、そういう道具を使うなどして自分自身の身体も子どもの命も守らないとね。
そして最低限の運動も必要だ。
ほら、最近はチョコザップなどのお手軽ジムなんかも、雨後のタケノコの如く湧いているのだから。。