時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

皮膚科にてお薬を

突如閃いた、皮膚科。

ニキビができた時、皮膚科に行きます?

 

そんな発想すらなかった私は、なぜか仕事中に閃いて、気付けば近くの皮膚科を検索していた。

そういえば、まだ小学校の頃、おでこにニキビが大量にでき始めたあの頃も、親に連れられて皮膚科に行った。

ベッドに横たわり、そこで潰された記憶。

ニキビはつぶすと跡が残ると言うけれど、おでこは唯一綺麗なまま。

ということは、やはり医者の先生は、正しい処置を正しく行ったということだろう。

まあ、頬と違って誤って手で触ってしまうことも少ないし、なにより皮膚の下はすぐに骨。

きっと膿も深くないのだろうし、おでこはいわゆる思春期ニキビ。

たしかに、額にニキビが発生したのは3、4年間で、そこから頬、顎へと移動したから、
フェイスラインに比べると、ニキビに侵されていた時期は短いのだ。

そこから一切、皮膚科には行っていないから、今回が実に20年ぶり。


おそらく原因はストレス。それにまつわるホルモンの乱れや睡眠不足等。

カウンセリングの先生に聞いた話によると、今発生しているニキビは、昨日今日のストレスではなく、もう少し前のストレスによるものらしい。

人間、心で感じたものが身体に伝わるまで、タイムラグがある。

だからこそ、一番危険な時はどうにかその身体でもって乗り越えられても、しばらくたった後に、身体に異常を感じ始めることも多いそうな。

昔からとにかくストレスにさらされ続けていて、自宅以外では気が全く抜けなかった私。

その弊害はニキビとして身体に表れ、今もなお頭を悩ませている。

自分がストレスによって身体に表れる症状としては、腸とニキビ。

腹痛とは長年の付き合いだ。

あと、すぐに生理なんかも止まる。災害等で非日常を体験した場合、私の場合、絶対に生理の出血はなくなるという自信がある。

 

話が逸れた。

皮膚科の先生によると、ニキビは毛穴が詰まってしまい、毛穴の中に空気の出入り口が塞がれてしまうことで発生するそうな。

アクネ菌、という有名な菌が毛穴にはもともと存在しているのだけれど、この菌は空気の出入りがないと大量に増殖してしまい、それが元で炎症を起こし酷いニキビになるのだという。

酸素が嫌いな菌だそう。

つまり、ニキビを発生させないようにするには、毛穴が詰まらないようにすること。

原因は色々あって、角栓が出入り口を塞いでしまったり、ストレスでアクネ菌の好きな皮脂が多くなったり、化粧で毛穴を塞いでしまったり。

 

ニキビって、赤いものや膿があるものをニキビと認識していたけど、皮膚のちょっとした盛り上がりや、一見ニキビに見えないような黒い毛穴の大きいバージョンみたいなものもニキビだと今日初めて教えられたよ。

私が悩んでいるニキビは、炎症が広がって、あと一歩で跡が残るまでに至った相当やばいニキビらしい。

悩んでいるのに知識のなさも相当にヤバイ。

 

で、まあものは試しと、塗り薬をもらってきた。

角質を剥がして角栓をまず取り除き、直接菌に作用させるような、そんな塗り薬。
ピーリングってやつ。

当たり前のようにさらっと口に出されるものだから、最初何かと思ったわ。

しかし効きそうな半面、というか効きそうだからこそ、なかなかに厳しそうなお薬だ。

赤くなったり乾燥したりと、副作用もあるとのこと。

ここまで大事にするつもりはなかったけど、まあやってみよう。
無理ならやめればいいだけだ。

 

ちなみに、今日行った初めての皮膚科。

待合室には小学生くらいの子連れが結構いたのだ。

たしかに、皮膚の症状って子どもの方が多いのかもしれないな。

アトピーとか、汗疹とか。子どもの頃、確か冬の汗疹で、親に塗り薬を塗られていた記憶がふと思い出された。