時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

売り切れの早い蕎麦屋

新年度が始まったのと同時に、職場の近くに蕎麦屋さんができた。

うちの職場は地元では一応、ビジネス街というか。
これでも一応、地域の中心になってる場所でして、市役所とか大きい病院、銀行もある。だから一応ビジネス街。

周辺のちょっとしたアーケード街では、カレー屋さんとかうどん屋、牛丼屋といった飯処が並びます。

そういう場所はお昼休み、ほぼサラリーマンが列を成してるから、お弁当屋さんでお弁当を買って帰ることが多い。というか、ほぼそれ。
あるいはたまにパン屋さん。

そんな中で、蕎麦屋がオープン。
職場内でも話題になっていた。

どんなもんかなと入り口を覗いてみたら、「本日の分は売り切れました!」という店員さんの声。
え、まだ12時になって間もないんですが。

看板を見てみると、どうやら午前の早い時間帯からオープンしてる店らしく、その段階で昼時の分まで出てしまったそうな。

いくらなんでも早すぎる。
店内は結構狭めで、テイクアウトも可能。

いや、それでもオープンした初日に午前中だけで蕎麦を使い切ってしまうなんて、どんだけ。
見通しが甘いのか、なんなのか。

元々他の場所でオープンしてた所を、こっちに移転してきたらしいのです。
(地元では)都会のど真ん中の集客を、甘く見ていたのではないでしょうか。

その翌日もその前を通りましたところ、売り切れてはないようだけど、どうやらスーツを着た方以外にも、ちょっと出てきましたよなカジュアルな服の高齢者も多い。
蕎麦は万人に人気ですねぇ。

今日は大丈夫なのね、なんて思って通り過ぎていつもどおり弁当屋で弁当を買ったら、後から店の前を通ったらしい会社の人が、「売り切れだった」と言っていた。

早すぎる。
本当に、ここら辺の人の蕎麦への情熱がすごい。恐るべし、ビジネス街。

でも確かに、私も昔の職場では毎日「うどん」を食ってましたよ。
ちょうど隣にうどん屋があったもので。安いし早いし。

つまり、多くの人が同じものを求めてるというわけですね。
でも、とてもじゃないけど、あの蕎麦屋でランチは無理そうです。