時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

30代が体験する今時のプリクラ

何を思ったのか、連れだって歩いていた友人とまさかのプリクラを撮ってみることにした。

友人は10代の頃には結構楽しんでたらしいけど(プリクラ帖持ってたらしい)、私は皆無。
一度だけ、懐かしい友人と再会した時にノリで撮ってみたけど、なんかよく分からなかった。あと、大学の時に仲良くなった子らと1回だけ。

プリクラと言えば、もう幼少期、プリクラが出た当初に親戚のお姉ちゃんとか家族で撮ってた思い出の方が強い。
それだけで十分だと思ってたけど。

まさか30代にして、プリクラを撮ることになるとは。

 

今のプリクラ機って、めっちゃデカい。
まずはそこにびっくり。あれ、私が知ってるプリクラって、もっと小さかったような。

というのも設定とかを外でやるみたいですね。説明というか。フレームというか。
中に入ったら、すぐにポーズをとって写真を撮る。
出たら、また外で落書きしたりって感じ。

へえ、私が知ってるプリクラは、全部中に入って選んでやってたんですがね。
時代はそうなんですね。

そして、今のプリクラって全て盛られる。
写真を撮ってる段階で、そこには謎のデカ目の女が二人。
・・・奇妙すぎる。

でも、「こういうポーズをとってね」とか言ってくる機械に素直にポーズをとる素直な30代。
8ポーズくらいとって撮影した後、加工に入ります。

これまた勝手が分からない。
「選んでね!」「あと何十秒!」とか言われる中、意味も分からず焦らされる私。

店内は暑いのに、コートを着たままの我ら。
めちゃくちゃ暑かった。。

ふと周りを見れば、プリクラで遊ぶのは制服姿の高校生オンリー。
ああ、確かに高校時代は私も真冬でもコートは着なかったし、生足だったもんなぁと思いながら、滅茶苦茶着込んでる30代2人は正直浮いていた。

今のプリクラは印刷だけでなく、スマホに送ってくれるんですよ。

そのため、「アドレスを入力またはQRコードを読み込んでね30秒で!」なんて言われても、そんなQRコード読み取りをすぐに準備できるわけないっつーの。
プリクラを撮る前に、QRコードの準備をしておきましょう。

 

で、肝心の写真だけど。

もう加工の段階から分かってたことだけど、「お前、誰やねん」状態。
元々顔が地味な我々、めっちゃ盛られてた。

すごいね、今のプリクラって30代であってもキャピキャピに盛ってくれるのよ。
髪もつやっつや!
化粧ノリが悪い30代でも美肌!

人ってここまで美化できるんですね。
(ぜひ、やって体験してみていただきたい)

もはやこれは、プリクラという写真加工の遊びですね。
素の写真ならスマホカメラでいくらでも撮れるんだから、これは500円払って楽しむアトラクションだ。

若い10代なら、この写真だけで小一時間は盛り上がるんだから、そう思えば安いもの。
ちなみに500円です。

あと、撮った写真は1枚だけなら画像でもらえるんだけど、残りの画像を閲覧・保存するにはサイトに行って月額料金(300円+税)を払えだって。
月額料金かい。

短時間の間に新しいことに直面しなくった私は、それだけでめっちゃ疲れた。
でも刺激って大事だってことを、改めて実感。

変な写真になったけど、それもこれも何もかも思い出です。