時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

カラースプレーが好き

子どもの頃からカラースプレー、またはチョコスプレーのかかったソフトクリームが好きでありました。

よく百貨店の上の階にあるレストランのようなとこで、ディスプレイされてるソフトクリームを見ては、スプレーに覆われてるソフトを買ってもらってました。

あとドーナツも、チョコの上にパラパラとまぶされてるやつ。
子どもはあれが一面に降りかかってるドーナツに惹かれますよね。
だって美味しそうに見えるんだもの。

今でもどこかで買って食べるソフトクリームにも、80円ほどプラスしてでもカラースプレーがかかってるやつを注文するくらい。

カラースプレーのソフト

パラパラっとかかってるやつ

ええ、このパラパラッと降りかかってるだけで100円近くするんですよ。

でも私には、その価値がある。その価値が見出せる。

なんでしょうね、あれが降りかかってるだけで、ただのソフトクリームに触感を与えているというか。
つまらないソフトクリームが、あれと一緒に口に入れることでアクセントが付くというか。楽しいものになるのです。

チョコの味を楽しんでるというわけでは決してない。
カラースプレーなんて、ほぼほぼチョコの味じゃないからね。味だけ見れば、変な味ですよ。正直言うと、美味しいとは思わないんだけど。

よく分からない細々したものとソフトクリームを一緒に食べる感触を楽しんでるんだろうな、多分。

カラースプレーチョコ

ほんのちょっとしか、かけてくれない涙

(なんか、色合いがお洒落だな。↑)

その証拠にね、満足するまで食べてみたいと思って、スーパーで売ってるカラースプレーを買ってみて。ついでにスイートチョコも買ってみて。

製菓用の材料

このチョコも美味かった

ネットカフェの食べ放題ソフトクリームにかけて食べることをやってみるという、とんでもない遊びをやってみたんですよ。

カラースプレーソフト

こんなんできましたー

やってみたら、やっぱり触感が美味しいと思うし楽しいんだけど、やっぱり味はお察しなんだよね。

ソフトとのバランスなのかしら。でも子どもの頃に見たやつって、隙間ないくらいかかってたよねぇ。

カラースプレーだけをすくって食べてみても、やっぱりこれを美味しいとは決して思わない。むしろ気持ち悪い。甘くない甘さが口に残る。
(まあ、元々少し甘みのあるソフトだったからね。甘い+甘いは蛇足だったか)

子どもの頃は、このスプレーだけを食べるのが夢だったんだけどなぁ。現実は意外と辛かった。

だから、やっぱり触感なんです。
滑らかなソフトクリームに入る、不揃いなごちゃごちゃした感じ。それを一緒に食べることが快感というか。舌と脳がはじける。

もうただそれだけ。味を求めてるわけじゃない。
むしろ、これは味わって食べるもんじゃない。

・・・もはや、何を食ってるか分かんないですね。
(あくまで、自分で勝手にまぶした方のソフトね。お店のは普通に旨い)
(そして私はソフト含めたアイスを一心不乱に異常な速さで食べ終えるため、そもそも味わってなどいなかった)

でも、そういう食べ物ってあるじゃないですか。

匂いは酷いけど美味しいものとか。
五感のどっかが苦痛を訴えても、どこかが満足すればOKみたいな。

紅茶も、香りはいいけど味は、、、ってフレーバーティーは多い。

 

それなら、ただのチョコスプレーならどうだろうか。

あれなら、甘いソフトクリームにもそこまで甘さをプラスしないように思える。
ちょっとまた食べに行ってきます。(この季節に、なんて遊びを思いついたんだ・・・)