ある日、ふと。
シュークリームを食べたいと思った。
普段シュークリームなんて、好んで食べないのです。
だって外の皮以外、全部カスタードクリームじゃん?と。
それを食べるくらいなら、ケーキやドーナツを食べた方が美味しいのに。
昔見たサザエさんで、サザエだかお舟ちゃんだかがおやつにケーキを買ってきたシーンがあって。
いろんなケーキが入ってる中に1つ、シュークリームが混ざってまして。
で、子どもたちが何を食べようかとなってて、
ワカメはショートケーキ、
タラオはシュークリームを選んだ。
それが解せなかった。
なぜにシュークリームをわざわざ選ぶのか。
まあ、たしかに他のケーキではカスタードクリームなんてほとんど堪能できないから、
カスタードクリーム目当てで食べたくなるのも分からなくはない。
でも他のケーキには、フルーツやチョコなど美味しそうなのに、なぜに単純なシュークリームにいくのかと。
それじゃクリームパンと一緒じゃんと。
私は疑問で仕方がなかった。
ま、大人目線で言えば、ケーキに比べて安いメリットはあるけども。
そんなんだから、シュークリームがなぜか食べたくなったのが不思議でしょうがない。
え、ただのクリームを食いたいか?
それならドーナツとか、たい焼きとか色々あるのに?
なんでいきなりシュークリーム?
でも、なんか忘れられなくて。
お昼に買うパン屋とか、普通にコンビニでも売ってるわけだけど。
そういやシュークリーム屋さんがあるなと思い、「ビアードパパの作りたて工房」へと行ってきました。
しかも!
季節限定のバニラヨーグルトクリームシュー。
ヨーグルトって、アイスとかクリームになると、一気に美味しくなるよねサッパリしてて。
で、さらに期間限定の「恐竜のガリガリたまごシュー」なるものがあって。
私、クッキーシューの方が好みなのでガリガリしたくて、この期間限定を2つ組み合わせたシュークリーム、その名も「バニラヨーグルトクリーム恐竜のガリガリたまごシュー」を食べることにした。
そして、ついでにパイコルネも買った。
このバニラヨーグルトクリーム恐竜のガリガリたまごシュー、買ってよかった。
美味しかった。
サッパリとしたクリームにカリカリとしたシュー生地がよい。
おかげでシュークリームの甘ったるい良さを全て消したような、そんなさわやかなデザートになりました。
美味しかったなー、あれ。
これなら、ケーキよりももっと身近な洋菓子として胸を張ってもおかしくない。
なんなら、シューアイスとか結構好きだし。
つい甘いクリームばかりのイメージだったけど、このガリガリたまごはカレーパンみたく中身も少なく、ほどよく生地も楽しめ、クリームも味わえるという絶妙なバランス。
これは食べられてよかった。
8月末で終わるので、もう10日しかないからもう食べないと思うけど。
シュークリームなんて・・・と思う方には、夏の最後に食べてもらいたいもんです。
そして定番のパイコルネも美味かった。
サックサク。
ちなみに、友人が大学時代に駅中にあるビアードパパでバイトしてて。
結構お土産として買われて行く方が多かったと言ってた。
近くにはミスドもあって味のバリエーションも豊富なのに、なぜシュークリーム?って聞いたら。
「パッと見、値段が分からないからお出しするのにちょうどいい」と言ってた。
その説得力に圧倒された大学時代のワタクシでした。