私は身長が低いですから、身長低めな筆者の書くものを好んで読むのですが。
これとか→
たまには視点を変えて、身長が高い人の世界を覗いてみるのもいいだろうと。
たまたま見つけてkindleで読みました。
「190センチの世界」(著/近藤みかど)というやつを。
いくつものトホホなエピソード。
でもトータルすると、「それはちょっと酷い(笑)」という感想が浮かぶ。
特にライブや映画等で、
「前の人が高くて見えなかった」
「背の高い人は後ろに行ってほしい」
というのは、高い人目線だとちょっと酷いなぁと思った。
背が高いってだけで、なんでこんな扱い(笑)、ヒドすぎる。。
でも私は低い背なので、やっぱり目の前に巨人がいたらそう思っちゃうんだよな。
あと、背が低い人をいじるのは人権侵害っぽさがあるのに、その逆はいいんかいっていう風潮。
理不尽だなぁと確かに思う。
思うけど、やっぱり体格に恵まれてるってのは、こっちからしたら羨ましいものだし、
羨望の眼差しが行き過ぎた嫉妬なんでしょう。
貧乏には気を遣って触れないが、金持ちにはいくらでも攻撃していいみたいな。「弱者には愛を、強者には石を」という風潮。
(でも心のどっかでチビを馬鹿にしてるでしょ、世の中の人は)
それくらいには、相容れない高身長と低身長。
でも唯一「一致したな」と思ったのは、電車内の安全な場所がドア横であること。
高身長からしたらつり革もぶら下げ広告も凶器だから、何もないドア横に行きたいと思うし。
低身長からしたら中央付近のつり革に届かず、揺れによって他人に突撃するから、手すりのあるドア横に行きたいのです。
なるほど、高身長と低身長が狙ってるんですね。
それ以外は、「ああ、規格外なのも大変だなぁ」と関心するばかり。
いや、もちろん規格外に小さい人はそれはそれで大変だろうと思うのです。
着られる洋服や靴が売ってない問題しかり。でも大きい人は海外製を買えば済む話。
マーケットを広く探してみれば、まだ見つかる。
だが小さい人の、特にパンプスなどは本当に無いらしいよ?
(最近は需要があって増えたらしいが、ええ、もちろんオンラインでのみ)
荷物だって、同じ重さ・カサのものを持つ場合、絶対に大きい人の方が筋肉が長くて太いから有利だ。
それをあてにして頼られるのは、、まあ、人の役に立ってると思ってください。
チビは苦労も多いのです。
私が思う150センチの世界→
ちなみに私の周りには、職場であきらかに190前後はありそうなヒョロヒョロさんが1人、この前出張で来られてた方も背が高かったし、他のフロアでも2、3人ほどは185センチはありそうな方が。
結構見かけるものですね。
一方、女性は140台の方も多い。職場でも何人かいる。
世界を見ても健康な大人の中で、下は140、上は200とかそこらで。
これをまったく別の種族ならともかく、同じホモサピエンスと言っていいものなのか。
この差を私は納得いかん。