時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

ウイルスのシャワー

職場のあちこちにて、風邪の症状を出している人をよく見かける。

喋ってる声は普通でも、そここかしこで痰の絡むような重たい咳をしている。

正直そんな咳をずっと出すくらいなら、さっさと痰を出してしまえと言いたい。
痰を自分で出せるようになっておかないと、年とった時に苦労するよ。

本当に、今年の冬はとにかく風邪の症状を持った人が多すぎる。

一時期、ものすごく体調悪そうな状態で出社してきた人の席付近から、どんどん広がっている。

どうして、そんなに体調がよくないのに出社するんだろうか。
出社しないとダメな業務なのだろうか。とてもそうは思えないが。

そんな状態で出てくる人を、口には出さないけれど迷惑だと思ってしまう。
と思っていたら、本日の朝の全体ミーティングでも部長から「調子が悪い人は無理せず在宅をするように」とお達しが出た。

そのとおりだ。
一体何のための在宅勤務なのか。

 

今、職場では本当にそここかしこで咳の嵐。

私も休日は楽だけど、出社したら胸が痛く感じられるくらい、職場内ではさまざまなウイルスが飛び交っている。

数年間身体がさぼってた分、ウイルスをまき散らす人がいれば簡単にやられてしまう。いくら注意してたとしても、飛散する量が多ければどうにもならない。

そして、罹患した多くの人が今度はまき散らす側になったら、もうフロア全てがやられるって。
治っても、また別のウイルスがやってくる。

そんなにいくつもさばけないって!
断ち切れない、このウイルスの連鎖を!

そして身体が弱い人から倒れていく。弱った身体は、しばらく元には戻らない。

人類は、これを恐れるべきだった。

というかマスクを外さない人は、もう一生マスクを外さないでほしい。

 

と思ってたら、隣の席の方が「寒い。」とつぶやいている。

確かに、シャツの上からボアの付いたカーディガン、その上に社名入りのジャケットを着ている。
「めっちゃ着込んでますね」というと、「寒気がする・・・」と。

おいおい、それはずばり悪寒だぜ。しかも動きが緩慢だ。

今夜あたり発熱するかもよ?
早く休んだ方がいいんじゃありません?

しかし、定時になってもなかなか帰れないようだ。
(PCは落としてるけど、なんだかんだ残ってた)

そしたら翌日、ミーティング内で「昨夜39度の熱が出て、病院に行った」ことが伝えられた。

「今は37度まで下がったけど、昨夜は死にかけた」とのこと。

ほら、やっぱり。
そもそも、発熱しかけてるから寒気がするのよ。

元々喉の調子が夏頃からよくなかったから、ウイルスが蔓延した中で、とうとうやられてしまったんだわ。

12月に入ってからの多忙さと寒さもあったでしょうし。

誰かさんが、ゴホゴホやってるのに頑なに出社し続けたせいでコレだよ。あのあたりの風邪は、間違いなくその人から広がったものだ。
(その人、一体いつになったら咳が収まるのかしら?3週間くらいずっとじゃない?)

かわいそうに。
もうすぐクリスマスなのに、きっと子どもたちもお出かけを楽しみにしてたでしょうに。。