時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

父と母に土産を

実は今回の旅は。

私初、父と母に土産を買ったのである。


・・・その時の苦悩をご覧いただきたい。

 

まず、母にはサンリオで買おうと思ってて。

別に、サンリオが好きって知識は母の口から一度も聞いたことがないけど。
東京だし、ピューロランドだし?

何かあるよなと思って。

で、アトラクションを一通り回った後、だいたい16時くらいからですね。
一番大きなグッズショップのエントランスショップに行ったのです。

レジの人だかりがすごかった。

行ってはみたけど、なんだろう。
あんまり芳しいものがなくて。

やっぱりぬいぐるみとか、ぬいぐるみ系の小物が多い。あとキーホルダー的な。

私としては、もっとコスメとかさ。

そういう美容関連グッズとかあればいいと思ったのだけど。

やっぱりメインターゲットは子ども~20代くらいまでで。
ファンシーなカラーだし、ちょっとおばさんにはキツイよなぁと思いながら。

友人も一応行った記念として、お母さんやらおばあちゃんに買ってってましたが、私は見るだけ。

ポーチとかミラーでもいいかなとちょっと心が動いて迷ったけど、今更レジに並ぶのもなぁと思い。

グッズショップは他にも点在してたので一通り見て行ったら、先ほど見た「マイメロディ」のポーチが売ってて。

かわいすぎる、やっぱりうちのオカンには似合わない。

安くもない。2000円くらい。
でも、他に何を買えばいいの?

 

旅行先での買い物って、判断力が求められるのです。

近場だと、いろいろ見た後にもう一度戻って買えばいいし、何なら一晩寝かせることも可能。慎重にいける。

しかし旅先だとそうはいかない。

この先の行程で、もっといいものが見つかるかもしれない。
でもここがピークかもしれない・・・!

そんな葛藤に揺れ、持ち前の優柔不断が炸裂し友人を随分待たせました。

 

正直ここまで悩む買い物も、そうないのよ。

可愛い。私が持つのにも似合わないくらい。

だから当然オバサンが持つには可愛すぎるけど、別にポーチなんて見せびらかすものじゃないから、見てくれなんでどうだっていいじゃありませんか。

娘が買ってきたってのが重要。
よし、購入決定ー!

 

・・・本当に苦悩するわ。

 

オトンへの土産は翌日と決まってます。

何度も見てくださってる方には分かると思うけど、東京のいつものお店で。

ここがまた、いろんな商品を手広く展開してまして。
服は売ってるわ、コップもありゃバッグもありアクセサリーもあり。文具もある。

ここに来れば、一通りの新生活グッズがそろうのでは?と言いたくなるほど。

買うのは、小さなポーチと決めつつも。

でもやっぱり大きさの割に高いなぁとか。

チェーン付きぬいぐるみの方がいいかなぁとか。

靴下の方が実用的、メガネ拭きは?などなど、見れば見るほど悩む。

ポーチも2種類あるし。。ああ、どれにすればいいの?
これまた、人生で一番苦悩した瞬間。

 

人への贈り物、しかも戻れない状況の中では一番悩むものなんですねぇ。

自分のものは勢いで決められることも多いのに。
もう二度とないかもしれない土産となると、こうも追い詰められるなんて。

本当に頭を使うし、自分を試される瞬間。
正直、ダウジングをしたかった。

ダウジングを使ったら、自分がどれをあげたいと思ってるのか分かるのになぁ。。

でも結局、目星を付けてたやつの色違いを買いました。

 

ミニ財布

さんざんポーチと言っといて、商品名には「ミニウォレット」と書いてた

 

・・後悔、はしていない。

もうね、いくら私が悩んでも。
娘が選んで買ってきたって事実が大事なのよ。

それだけで親なんて感激よ?
そういう経験を、私はさせたことがないから。

(その財布は、夕方にウォーキングする際に持ってってるようだ。身分証と病歴を書いたメモを入れていた)

これが何度もやってる場合なら、悪い言い方だけど気に入らないなら微妙な顔をするんだろう。
で、ブツブツと言ってくるのがオチだ。

大人も子どもと一緒。

何度もやると付け上がる。
たまにやるからこそ、インパクト大。

どんな贈り物も、最初ならなんだって嬉しいもの。

だから贈り物なんて、頻繁にするべきじゃないんだ。