前回のつづき
サンリオを出た後は、後はもう買い物だけの旅行です。
渋谷にあるニンテンドーストアに行き、台湾雑貨を扱っているお店「誠品生活」に行き。
新大久保の「コリアンタウン」に行き。
どれもちょっとだけ味見した程度ですが。
限られた時間の中で一通り楽しんできました。
興味の無かった台湾雑貨も、かわいいビールグラスを2つも買ってしまった。
新大久保は駅を出た瞬間からすごい混雑で、正直渋谷並だなと。
友人も軽く慄く。
しかも通路狭いし。
横断歩道では、警備のおっちゃんが2人がかりで「赤信号なので、渡らないで!」と当たり前のことを叫ぶ始末。
なんかもう、すごい勢いを感じた。
通路も路地も店の前も何もかもが狭く、そこに人が密集するのを見て「韓国の群衆雪崩事故を思い出した」と友人も言っていた。
確かにその小規模程度ではあったんだけど、人はそうやって狭い路地を行くのに人混みの中に入ることを全く躊躇しない生き物なんだなと対岸で見ていて思いました。
そんなコリアンタウンで友人はキンパ(韓国の海苔巻き的なやつ)を食べ。
まあ、普通かなと。
「動画で、めっちゃ美味しいって言ってたのに」と。
・・もう何も言うまい。
動画で食レポする人は食べるの大好きなんで、何食べても「うまい」って言うさ。
私も分けてもらいましたが、普通に美味しいものでした。
友人は、あらゆるハードルを勝手に上げすぎ。
で、勝手に失望してんだから。
でも実際に体験できてよかったでしょ?
いくら知識だけ入れても、「でも、行ったことないんでしょ?」なんて言われたら何も言い返せないからね。
私も、コリアンタウンの「今」を体験できてよかったです。
特に韓国コスメのお店でPOPに韓国人モデル(ほぼアイドル)が映ってるのを見て感激しました。
「あーダヒョンじゃん~!」って。(TWICE好きです)
そう、ここは韓国。
まあ友人は韓国アイドルにもコスメにも一切興味はなく、ただ動画で見た食べ物を食べたいってだけでここまで来たので、それはそれですごいけど。
(なぜに新大久保をピンポイントでチョイスした?)
とにかく若者が多くて、そこらで列を成して食べ物屋に並んでいる。
あんなに美意識の高そうな韓国人が、こんなクリームだらけの甘い菓子なんて日常的に食うのか?と疑問に思いました。
私はマカロンのパサパサ感が好きなので、ちょっとクリームを重たく感じたレベル。
そんなこんなな東京連れ合いの旅。
私一人だったら絶対に行かないような場所に行けてよかったし、団体旅行では絶対に計画できないような場所をピンポイントに回れたということで、誰かとの旅は新鮮でいいですね。
一緒に行けば、美味しい物食べられますし。
台湾雑貨なんて、これまでの生活圏内に存在すらしていなかった。
なのに2つも買ってるし。
でも田舎者なので、とにかく歩くのを嫌がった友人。
たった一駅分くらい歩けよと思ったけど。
まあ、普段車生活をしている友人には厳しいか。。
30代に入って、太ももが太くなってストレッチとか頑張ってるとか言ってたけど、脂肪というより浮腫んでるだけの気がするのよね。
それでパンパンになってるだけの気も。
出勤も車、仕事も事務職。
座りっぱなしで動かないんじゃあねぇ。
わずか一駅分の距離でも電車に乗ることになって、正直お金の無駄だと内心毒づく私。
で、改札入ってもそこからかなり歩かされたことへの文句を聞き。
(メトロの出口が複数あって、でもホームは一部に集結してあるから、そこまで歩くのはしょうがない。そして田舎には駅地下という概念がない。そもそも地下鉄がない)
正直こういう所が、連れ合いの旅の面倒さではあると思います。
旅で不仲になるのも、なんとなく分かるもの。
価値観が違いますから。
それでもなんだかんだやっていけるのが、友情ってもんでは?
いいところばっかりで成り立ってるわけでもない。
最後に今回の旅で友人に調べてもらって美味しかったもの。
東京駅にあった牛タンの店「杜」の牛タン。
そして高島屋にあった小籠包の店「鼎泰豊(ディンタイフォン)」。
ここは、開店前から列が為されるほどの人気店。
店は朝から戦場でしょうねぇ。
正直、安くはないけれど、やはり値段の分だけ美味しいですね。
高いお金を払えば、満足できる食事にありつけるというものです。
そして東京名物の人形焼き(あん入り)も食べてみたけど、焼き立ては本当に美味しい。
だがノーマル(カステラ)の人形焼きなら「吉本新喜劇」のキャラクター人形焼きが個人的に相当うまいので、大阪に行ったら買ってみてね。
(私の中でダントツの1位です)