時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

友人の伊勢物語

私もかつては20歳くらいの時に伊勢神宮に行ったけど、友人も実は卒業旅行で伊勢に行ったらしい。

結構スポットとしては人気なんですね、老いにも若きにも。

私の伊勢神宮の記録 ↓

hikikomoru-shikou.hateblo.jp

 

で、友人は今回10年ぶりに、今度はお母さんと一緒に伊勢神宮に行ったらしい。

友人は有休を使ってお母さんと二人旅。
なんとも親孝行な娘でしょうか。私と大違い。

 

でも、その伊勢旅行に行く前日、なんとお母さんの具合が悪くなったらしい。

本人曰く、いつもの持病だとのことだったけど、結構体調が悪そうで。
頭痛らしいけど。

でもキャンセルしたら、キャンセル料を大幅に取られることを嫌がった友人は、無理やり母を連れ出し電車に乗った。

その道中、本格的にヤバくなった母は、伊勢の病院を検索し始めた。

「ここの病院に行くわ!」と宛てを決め、神宮よりも何よりも病院を目指した母子。
(こういう時こそ、平日旅行の強みだね)

で、病院で診察と点滴をやってもらってる最中、親切な先生の勧めで友人はおいしいご飯を一人食べに行き、戻ったらちょうど点滴が終わっており。

先生に見送られ、元気になって病院を出たらしい。

そして向かった伊勢神宮、という旅行だったと。

 

電車

電車を乗り継いでの旅だったらしいよ
(私なら酔う)

いやぁ、面白いじゃないですか。

計画通り、思い描いた旅行記もいいけれど、こういう想像もしてないことに遭遇することもまた、旅の面白さですね。

なにより、それを聞いて私は爆笑でした。

伊勢神宮に行ってきたよー!と言われても、
「へー、どうだった?」
としか反応できないけど。

まさか伊勢で病院に行って診察券まで作って帰って来たなんて、最高じゃないですか。

私自身も伊勢に行った時、神宮の何もかもを綺麗さっぱり忘れて帰ったけど、鶴橋駅の改札での光景と、翌日が東日本の地震だったことだけは覚えてる。

旅行って、そんなもんだよね。
だからいいんだよ。

今年はこんな友人と、2人で泊りがけの旅をしていきたいと思います。