時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

お菓子を配る族

職場で、たまにお菓子を配ってる方がいる。
そんな存在に、お気づきでしょうか。

それはおばちゃんだったり中年の女子であったり、あるいは若かったりもする。

職場は現在、在宅勤務の人が多くフロアの3分の1しか埋まっていない。

お昼は外に食べに出かける人もいて、お昼休みのフロアはほとんど人がいない。

そんなお昼も終盤頃に唐突に背後から「どぞ!」と言ってお菓子を差し出してくる。

「湿気てるかもしれないですけど」
「もらいものだけど」
「本当はもっと苦いチョコを食べたかったので」

とか言いながら、頑張って用意したんじゃないから遠慮せずに食べて!なんなら協力して!と言わんばかりの勢いである。

それをやるのって、いつも決まった人たちで。
私の職場には50代の女性と30前後の若い女性がそれに該当する。

お菓子

このいちごチョコは美味しかったなぁ

彼女らは何でしょう?
お菓子を配り歩くことが宿命づけられた民族か何かなのでしょうか。

でもそういう人らってのは、基本みんなと仲がいいのです。

誰に対してもフランクで、まさに心をオープンにしてるって感じ。

むしろ話をするためにお菓子を口実にしてんじゃないの?ってくらい自然に話をしては颯爽と去っていく。

 

こういう方たちって、いません?

思えば高校の時も、特に仲がいいわけでもないのにお菓子を配ってる子がいた。

そしてバレンタインの日には、女子全員に小さめの手作りクッキーを配るのだ。
しかも大抵可愛い子だった。

サービス精神があふれまくってるのか、お喋りが好きなのか。
みんなと仲良くなりたいだけなのか。

クラスのみんなと話をするなんて私からしたら苦痛でしかないけど、それを「楽しくて仕方がない」と思ってる人達ってのは確実に存在するみたいです。

それとも、処世術のひとつなのかな?

いずれにせよ、女子ってカンジだなぁと思うのです。