時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

電子書籍、お金が溶ける

普段、本は図書館。漫画は読まない。
を長年やってきたわけだけど。

たまには最新の本を買いたくなるし、漫画も読みたくなる。

図書館は仕事帰りに寄ればいいし、漫画は漫画喫茶に行けば快適に読めるからたまに行く。

それでも、なんとなくネットの無料漫画の続きがどうしても気になるって漫画もあるよね。

どうしても手に入らない本とかも、電子書籍では存在してたりするし。
だから一応kindle入れてるんですが。

漫画をね、いくつか買って入れてはいるけど、あらためて。

1冊分読むのに1000円とまではいかないけど、数100円かーと。

なんかね、感覚がねおかしくなってるね。

 

電子書籍

家にいて買えてしまう怖さ。もはやお金を払ってる感覚がない

今まで。

それこそ、稼いでない時期の学生時代。
漫画はよく買ってたのですよ。

でも、その時は確かに安かったけど(本も値段が上がってるね)、そんなに購入することに抵抗なんてなかったのですよ。
単行本も新書も。なんなら参考書も。

2冊3冊まとめて買ったり。
毎月買ったりしてたけど、何も思わなかったんですね。
お小遣いすらもらわず、お年玉でまかなってたってのに。

なのに、今。

お金はあるのに、3冊分の漫画を買うことに躊躇してる自分がいる。。

 

なんなんですかね。
だいたい600円とするでしょ1冊。

私がたまーに行く市民プールも600円。
カラオケなら時間フリーで1000円くらい。

プール、カラオケに1000円使っても、まあいいかと思えるのに、漫画1冊600円に躊躇するとはこれ一体?

これが現物の書籍なら、まだ納得できたんでしょうか?
データで買うから、実感できないのでしょうか?

お昼ご飯もだいたい600円だけど、それを毎日やってるけどそこまで抵抗がないのは何故でしょうか。水なんて、2本で600円ですよ。

それこそ、使えば残らないはずなのに。
むしろ私は残らないものにお金をかけることを嫌っていたはずなのに。

 

お弁当

最近食べてるお弁当。唐揚げが3つも入ってる!

そこらへん、ちょっと考えると。

昔は、手元のお金は少額でも、使い道が限られてたから迷いなく使えてたってことでしょうね。

今は、あらゆる使い道があるからこそ、手元のお金が増えても分散されてる分ゆとりがない。
そういうことなんでしょうか。

昔は、それこそ書籍代とお菓子代くらいでよかったですもんね。
今は、食事、被服、交通、生活必需品とキリがないわ。

お金の価値ってのは絶対的ではなく、なんとも曖昧なものですね、改めて。

これはお金すらも電子化された影響もあれば、私が単に年を取って変化した影響もあるでしょう。

いずれにせよ、人によって時代によって変わる曖昧なもんだということが分かりました。

でも、それを考えて選んで使うのも遊びみたいで楽しいでしょ。