時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

鳥取記(鳥取砂丘見物①)

前回、広島に行ったけど、また次なる目的地を見つけたい。

そもそも旅行とか遊びに行くとかを普段しないので、実は旅って結構な冒険だ。
ある意味、苦手なものへの挑戦というわけだ。旅行は決してリフレッシュではない。むしろプレッシャーとの闘いだ。

決して遊びに行ってるわけではない。でも、行ったら行ったで充実感はある。
しかし旅行が趣味なんて日は、永遠に来ないだろう。
それでも私は進む。なぜならこれが挑戦だから。

さあ、次なる旅行先はどこだい?

・・・えっと、そうだ。鳥取砂丘を見よう。

よし、鳥取だ。近くて遠い、そして地味な中国地方の中でもひと際存在感のない、鳥取県
特急列車に乗っていきましょう。

というわけで、今回も切符を買いに主要駅までやってきました。
今回窓口で対応してくれたのは、若い女の子。
変な対応されることなく、気持ちよく切符を渡してくれました。

ほら、おかしいこと、私言ってないじゃん。前回のおば様よ。

 

今回、砂丘でしょ。だから事前に色々と調べたわけですよ。

広島はワンピースで行ったけど、さすがに砂丘に綺麗な格好は不要だなと思ったので。

調べたところね、まあ、そんなに気にすることはないけど、風があるので流石にスカートは厳しかろうと。
あとは靴ね。砂が入るのを覚悟した方がいいとも。夏場ならサンダルもおすすめと書いてあった。

後は、帽子や熱中症対策も怠らないこと。

・・・ふむ、なるほど。

それならアクティブな恰好の方がいいな。まあ、行っても鳥取だしねぇ。←鳥取を舐めている田舎者

予めペットボトルの水も用意して、さらには簡単に口に入れられるお菓子(フエラムネ)も買って。

靴は普段から履いているジョギングシューズ。めっちゃメッシュで、確実に砂が入ること間違いなし。
でも裸足で歩こうと決めてたので、そこらへんは気にしない。

 

そして当日。前回と違って、そこまで気分は悪くない。1時間ほど、遅くに出たからね。
こういうことも大事。やっぱり朝早すぎると、その分だけ体内リズムが崩れる。
そう、このリズムを崩さないのが大事なのだ、変化に弱い私の身体はね。

今回は、特急列車に乗る工程。その名も「スーパーいなば」。
このいなばがさぁ。特急なのに、まさかの2両編成。
前方が自由席、後方が指定席。

私は始発の岡山から乗ったけど、30分ほどしてからだろうか。車内アナウンスが。
「当方、次の上郡駅から、進行方向が変わりますので~」
なんですって。

「通路側のペダルを踏んで、座席を回転させて~」
ま、マジか。

そのアナウンスの後、近くに一人で座っていたおじいさんやおばあさんが、さっそく立ち上がり座席を回転させ始めた。

気が早いって。
何も今動かさなくてもいーやん。

今動かしたら、進行方向逆に走ることになるって。止まってからでいーじゃん。
そう思った私は、駅に着くまでその場を動かなかった。前の若い男子がチラリと後ろを振り返っていたけど。

今動かすと酔うんだよ。なんでお年寄りは、こんなに気が早いの?

駅に着いたら他の乗客も立ち上がり、各々座席を回転させ始める。
私も真似して回転。いやぁ、まさか途中で進行方向が変わるなんて。

あー、びっくりした。

その後1時間30分程そのままの状態で走り、鳥取まで田舎道を走ったのであった。

田舎道

車窓から見える、のどかな光景

そして、とうとう降り立った鳥取

鳥取駅

これぞ鳥取

TOTTORI

TOTTORI。まさしく

実は砂丘行きのバスは電車到着後、数分後に出てしまうため、駅でもあんまりもったりできず、お手洗いに寄ってすぐに改札へと向かう。

おー、ここの駅は手動!

目視での確認です。この光景に、親近感と安心感を覚えた田舎者。
やっぱり、鳥取はこうでなくっちゃ。
もっとも、地元駅は駅員さえ引っ込んでて、切符を見せることなく改札入れるけども。

そしてバスターミナルへと急ぎ、砂丘会館行きのバスに乗り込む。もちろん乗り場も予習済み。0番です。

このバスに乗りさえすれば、後は自動的に砂丘まで案内してくれる。
平日なので、乗客も4組くらい。

20分ほど走ると、自然な感じのところが開けてきて、その奥側から砂の姿が!

砂丘までの道のり

この景色の裏側ではすでに砂丘が・・・!

次第に「これぞ砂丘」な色が増えてゆき、気付けば完全なる砂丘

目的地は砂丘会館だけど、手前の「砂丘センター展望台」で降りても、リフトに乗って砂丘まで行けるらしい。

砂丘へのリフト

ここから下に降りられるよ。左側に、もう砂が見えてる

そして、とうとう、ようやく。

砂丘に着きました。

次回、砂色多めの記事になる予感。。

hikikomoru-shikou.hateblo.jp