時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

手芸で得られる3つの感

この連休中、暇だったもので、布を切ってマスクなんか作ってました。

正直、休日といえど、特に目的もやるべきこともなく、ただなんとなく家にいるだけで気付けば夜ご飯、みたいなルーティンの繰り返し。

イベントがあったとすれば、友人とカフェに行ったくらいでしょうか。

それ以外は、ただだらしなく過ごしただけ。

 

そんな退屈な連休中、暇つぶしに寄った手芸店でマスク作成キットが半額で売られていたため、試しに買ってみた。
で、1日で2つ仕上げてみましたところ、これがなかなか遣り甲斐のある作業で、適度な疲労感と使命感と達成感に私は満足した。

することのない、漂うような暇な時間も、何かを仕上げるという目標ができると、それだけで前向きになれる。

それを1つ1つ仕上げることで、やり遂げた感が味わえる。この使命感と達成感があるというのは、手芸を昔から嗜んでいる理由の1つだ。

男の子だと、これがプラモデルだったりするのかしら。ゲームのクリアでも達成感は味わえるが、使命感はちょっと足りない。むしろ罪悪感が付いてくる。

 

昔から、とにかく時間を持て余してきた私にとって、何かをやるというのは、ちょっとしたイベントであり、一仕事なのであった。

ま、手芸と言えば、昔から家でやる仕事だったし、母さんが夜なべして~ていう、まあ母の仕事だったわけね。

あるいは、悪天候時に家でやる仕事だったり。だから、れっきとした仕事ですね。そりゃ、疲労感と使命感と達成感があるわ。

この夏のお盆は、トートバッグでも作ろうかと画策している。

 

逆に言えば、それくらいしか達成感を得られるものが、他にないんだよね。

手芸という手作業と、ゲーム。

クラフト要素のあるゲームの流行(マインクラフトしかり)も、手軽に達成感を得られるからこその流行だと思うのね。子どもの頃にやってたレゴブロックのバーチャル版みたいな。

モノ作りは、いつの時代も人間の本能なんですな。