時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

眠れない時の裏技

日曜日の夜は、大抵すぐには眠れない。

日中、まあまあ長いこと眠ってしまい、その後もそのままだらりと過ごしてしまうことが多いせいだ。とにかく眠れない。

たとえ、その日の日中、どんなに遠出をしようと、どんなに動いてようと、長く眠ってしまったという事実は身体から消えないため、どんなに身体が疲労していても、意識が飛んでくれない。

調べてみると、いろんな対処法が出てくるが、頭を動かすと余計に頭が覚醒してくる性質なため、考える系はNG。羊を数えて眠れたためしがない。

眠る前の本なんて、睡眠薬ではなくカフェインである。

 

昔から寝つきが悪かった。

とにかく意識が飛ぶまで我慢して目を閉じていることしかできない私だが、たまにこの対処を実践することがある。

それは、枕の位置を反対にすることである。

北枕で眠ることが習慣になっていれば、眠れないと悟った際に南枕に変えてみる。

すると不思議なことに、わりと早めに眠りに就ける。

 

そもそも枕の方角って、気に入りのいつもの方角があって、それはそれで満足だけど、たまに反対側にしてみたくなる。

私は昔は南東枕にしていたことが多かった。

というのも、ベッドの頭が南東に向いて置かれているから。

しかし、いつの頃からか、ベッドでいうお尻の方に枕を置いて眠るようになった。

だから今ではほとんどが北西枕。

つまり普段は北西枕が多いけれど、気まぐれに、元の南東枕に戻してみたくなる。

でもやっぱり落ち着く北西枕に戻るのである。

 

ちなみに、北西枕には仕事運アップ、南東枕には対人運アップというまじないがあるらしい。

(北東枕はお金・変化の運、南西は家庭運・結婚運らしい)

 

なぜ北西枕が落ち着くのかというと、ベッドの頭の方(南西枕)で寝ると、どうしても頭が壁側に向かってしまうが、ベッドのお尻の方(北西枕)だと部屋の中央に頭を置くことになるため、本を飛んだりゲームをしたりするのに、明るくてちょうどよかったためである。

どうしても、壁に向かって寝っ転がると、枕元が暗くなる。

 

とにかく、普段とは違う方向に枕を持っていくことで、いつもと違う感覚に身構える気がする。

それが、逆にいい刺激となって、わりとすんなり眠れる私の裏技。

ちょっとソワソワする、眠る前の感覚がいつもとちょっと違うという、その感覚がなんとも心地よくて面白い。

でも、これをやりすぎると多分慣れてしまうから、どうしてもって時にだけ取っておくのだ。