時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

エアウィーヴを洗ったら、思った以上の苦労があった

寝具は、ベッドのマットレスの上に、敷タイプのエアウィーヴ

実はこれが、なかなか良い。

 

私が使用しているのは、マットレスの上に敷くタイプのもの。
薄くても、まあまあ弾力がある。

その中身は、ぐちゃぐちゃに絡まった糸コンニャクみたいなものの集合体。
これが弾力を生んでいる正体で、水洗いができる素材なのです。

エアウィーヴのよさって、寝心地もそうだけど洗うことが可能な点にもあって、実際、しばらく洗ってないとなんか黄ばんでくるのだ。

で、その糸コンニャクの集合体は、シーツのようなカバーで保護されているけど、それを先に洗おうと思って。(カバーは洗濯機で洗える)

コンニャクを取り出したら、それもまぁ黄ばんでいるのよ。真ん中の辺りが。

よくよく見るとホコリが絡んでいたりして、まあ汚らしい。
だから休みを取った日に、洗ってみようと計画を立てたのだ。

 

カバーと違って、エアウィーヴ本体は手押し洗いのみ。

風呂場に持って行って、浴槽に畳んで寝かせて水と洗剤を投入。

押し洗いをしていくと、まあ水が汚れてきて灰色になりました。意外と汚れてるもんねぇ。
あとはシャワーで洗い流して。

洗い終わったら、それをベランダに持って行って乾かせばOK。

しかし、この持っていく作業が大変。身体が濡れること必須。

慌てて頭の上で持ち上げようと腕を上げたら、反動で水しぶきが降り注いだ。
弾力のせいだ。私もろとも、床が水浸しに。

物干し竿に乗っける作業、これまた大変だ。

雨が降り注ぐ中、水を含んだ重いエアウィーヴを狭いベランダで持ち上げる。

これまた弾力がと重みがあるため、ずり落ちないよう位置を調整する。
重いから、半分に重なった状態で竿の上に乗せるしかない。

しかも洗ったのが雨の日、しかも夕方だったものだから、なんとしてでも今日中に乾いてもらわないと困るからとバンバン洗い立てのエアウィーヴを叩く叩く。

ひたすらビンタをしまくれば、水が飛ぶ飛ぶ。

時間を置いて、また叩く。
弾力があるから、水がはじけ飛ぶんだわ。

この間、何度もずり落ちかけたエアウィーヴ。そのたびに、全身で受け止めて落ちないよう支える。

 

ある程度、水が飛んだら室内に持っていき扇風機にあててると、すんなり乾いてゆく。

もういいかしらと再び叩くと、内側から水がはじけ飛んで行く。

表面は乾いても、絡み合った内側がなかなか乾かずに、ひたすら風を当てては、叩いて水気を飛ばすの繰り返し。

・・・大変だったわ。

エアウィーヴ

叩かれるエアウィーヴ

直射日光を避けた外で乾かしておいたら、多分何もせずに数時間で乾くでしょうけど。

こんな日に雨が降ることを計算に入れていなかった私のミスです。

しかし、どうにか乾けば、黄ばんでいた汚れも綺麗に。
それはもう、めっちゃ綺麗な透明。

これまでは、なんか色が全体的にくすんでいたというか、うん。
透明感がなく、白っぽかった。

改めて、汚れてたんだなぁと実感。
さて、これで快眠ができることでしょう。

 

今はそれが普通になってしまったが、初めてこの敷タイプのエアウィーヴを使った時の感触は面白かった。

もともとマットレスの上に布団(畳の上に直接敷くやつ)を載せて、その上に寝ていたわけだけど。

だからベッドだけど、わりかし厚みというか「まふっ」としたものの上で寝ている感じがあったわけで。

例えるなら、そう、分厚い高級な座布団の上で寝ているみたいな。

それを無くしてエアウィーヴを敷くようになったのだが、まるで寒天の上で眠っているような、そんな感覚。
弾力って、そういうことなのかと。

寝具は、沈み込むタイプと弾力があるタイプがあるけど、私は断然弾力タイプですね。

靴底もそうだけど、柔らかすぎる中敷きって意外と疲れる。
まるで砂浜を歩くみたいでしょ。

沈み込むと、沈み込む重力を支えるために身体も頑張るから、多分負担も大きいと想像してる。

洗うのは随分苦労があったが、やはり高級なだけあって、エアウィーヴは素晴らしい。

ちなみに枕もあって、こっちも同じく洗って使えるよ。