時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

新しい環境に慣れるまで、2週間

タイトルのまんま。
新しい環境に慣れるのに、2週間を必要とす。

というのも9月から新しい環境に入りまして、それまで間、朝はいつも腹痛が起こってたのです。

胃腸って、どうしてこんなにも緊張を伝うのでしょうか。

内臓の尋常でない動きは、感情から来るものなのか、尋常じゃない動きをするから結果的に緊張するのか。
分からないけれど。

別に、気持ちは落ち着いてはいるんです。

特別大きな緊張もしない、心臓が爆音を訴えるのでも、行きたくなくて毎日地獄というわけでもなく。

気持ちは平静を保ってて落ち着いているのに、身体(胃腸)はダメ。
私の感情を無視して、ずっと暴れている。

正直これが2週間も続くというのは、厳しいものがあります。
3日で辞めたくもなりますって。

しかし、もう私においては、こういう肉体であると知っているから、どうにか耐えつつですね。日々が過ぎるのを待つだけなのです。

 

そして2週間が過ぎた時。
それまでの腹痛は無くなりました。

このタイミングをもって、肉体がようやく新しい環境に慣れた、抗うのをやめ適応することにしたんだと認められるわけです。

ある意味、身体は正確な私のバロメーター。

しかし肉体の反応はそれだけでなく。
睡眠時間にも影響がありました。

通常の私の睡眠時間は深夜2時から6時間程度。

幼いころより、とにかくなかなか眠れない子どもで親を大変困らせておったわけで。
2時に寝るのが、ここしばらくずっと続いていたわけですが。

この2週間ばかり、12時を過ぎますと眠くなり、1時に布団に入ったら割とすんなり意識がとぶ。

その分、沢山眠れてました。
つまりは、いつもより多くの睡眠時間を身体は求めていたのです。

意識には上がってなくとも、身体はいろんなことを知らず知らずのうちに吸収していたらしい。

しかし、2週間が経過する頃になると、12時を過ぎて確かに眠くはなるけれど、そこからなかなか寝付けない。

結局2時くらいまで眠れず、いつもの睡眠ルーティンに戻ってしまったのを実感します。

新しい環境

このように、精神的には「もう慣れた」と思っていても、肉体では、まだまだ適応できてない部分が実はあるんですね。

心的な部分では1週間もあれば人は慣れると思うけど、肉体が感じる変化というのは、実はタイムラグというか、ちょっと遅いみたいです。

そうやって思い返してみると、大学に入学した際も、おそらくそれくらいの期間までは夜になるとすぐに眠たくなっており、すんなりと眠りに誘われておりました。

10時を回ったら、眠くて仕方がなかった。

当時は初めて1人暮らしを始めたせいもあって、肉体にとっては相当な環境変化だったのでしょう。

それでも、やはり時間経過とともに、深夜2時に眠る生活に戻っていきました。

 

身体はとにかく「変化」というものを恐れるみたい。

それはつまり、これまでと違う環境というのがストレスであり、負担であることを知っているからなのでしょう。

変化を避けようとするのは、生き物として当然のことなのです。

やはり、新しい環境は2週間は我慢するしかないないんですかねぇ。

もちろん、仕事内容だとか人間関係に慣れるのとは、まったくの別物。
あくまで「環境」に心身ともに慣れ始めるのが、私の場合2週間ってだけ。

これを目安に、今後の人生の基準にしたいと思います。