時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

毎日が自己分析~ゴールを細分化

あと一歩の所で、なかなか先に進まない。

進むのが怖いから。

 

どうなるのか、もうドキドキですり減るし、今ので本当にいいのかなって、もう心臓もバクバクよね。

必要以上に恐れを感じるから、コマをちょっとずつ進めるように、やることを細分化し、練習したりまあ、いろいろ準備するの。

準備して慣れさせて、ようやくゴールに向かうというか。そういうことをやる。

 

一気にゴールへ目指せないと、分かったから。

でもね、いつもそれだと、時間を必要以上に食う。

他の人より、早めに準備のため動かんといかん。でも現実逃避の気があり、できれば時間ギリギリまで眠っていたいから、いつも周りが動き始めてからの遅いスタート。

当然、恐怖が勝り、そこからうまくできなくて空回り。

 

周りが次々といい感じに流れに乗っているのを横目に、情けない自分を自覚して、さらに自分を嫌だと思う。

自分は人より劣っている、人に比べて不公平だ、どうしてこうなんだろうと、思い込んでしまっても、おかしくないのだ。

 

就職活動で例えると、解禁の3月がスタートなのに、ギリギリまで逃避してたいから、4月からようやく恐る恐る初めて、でも当然、人よりうまくできなくて。

怖くてさらに、逃避に走り。自分はダメ、社会に出る資格がないよ、と。

そう思い込んではふさぎ、外に出るのが怖くなる。

 

私の場合、大学3年の3月では遅いらしい。

当然だ。そもそも、ちゃんとした人でさえ、3月のスタートのため、それまでに準備をしている。どんなにコミュニケーションが得意な人でさえ、面接の練習をする。

それこそ解禁日の1年前からちょっとずつ用意して、人より工程のコマを細分化し、大学2年の内から進めていかないとダメだった。

そういうことを一切せずに、ただ3月に入ったことに嘆き、嫌々そこからスタートを切っていた私の方がおかしいのだ。

それくらいやって、ようやく人並に追いつけるというものだ。

今更、というか、今になって、ようやくそれが分かった。

 

私ね、オラクルカードを1つ持っている。正式なやり方は知らない、ただのお遊びだけど。

1000日間引きこもった後に職業安定所に通いだして、でも、どうしていいのか、何を選んでいいのか。

今まで、いろいろ内面と向き合ってきて、自分でもようやく自信がついた、大丈夫かもって思ってたけど、いざ現実に向かい合うようになると、急に全てがシューとしぼんでいって、徐々に積み上げた自信だとか、そういうものが全て、手のひらからこぼれていくみたい。


そんな時、自分へのエールということで、オラクルカードを買ったのだ。

不安定で揺らいでいた当時、やけに同じカードばかり目にしていた。

「ゴールを小さなステップに分けて進みましょう。」というメッセージだった。

大天使ミカエル。

あなたはもう、すでに準備はできている。後回しにせず、今、今こそ行動すべきです!そんなメッセージ。

普通にコレだと引くこともあれば、シャッフルしている最中に、思いっきり飛んでいったこともあった。それを拾って絵柄を見た時、また同じ絵柄だったことに、そういうものだと、変に納得した。

 

基本、私の持ってるオラクルカードは、行動を促すようなメッセージが書かれていることが多い。

ミカエルもそうだし、その当時の印象によく残っていたメッセージが、目標までの道のりを、分けてちょっとずつやっていきましょう、みたいな。そんな内容で。

まあ、その手のカードを目にしていたのは偶然かもしれないけど、そんなのはどうだっていい。だって、それを目にして何か思うところがあるということは、自分の中で、何か引っかかりを感じているってこと。

 

あの手のカードは、あくまで自分が気付くためのメッセージ。

その引いたカードのメッセージを、自分がどう思うか、受け取るか。

だから当時、いくつものステップに分けてやりましょう、とか、行動するべきです、というメッセージを引いた時、どうしても完全な形で就職しないとダメと思っていた自分がいたし、それが逆にプレッシャーになって、行動を起こすことや社会側の反応が怖くて足がすくんでしまっていた。

 

そんな自分に必要なのは、小さなことからやってみる、という至極当然なアドバイス

分かってたからね、でも、受け入れられなかったのよ。

 

準備のしすぎ。タイミングの待ちすぎ。

一度ね、止まってしまうと、次への出発は、完全な形でじゃないと駄目って、変なプライドが生まれるよ。

損した分、絶対に元を取るために、確実に勝てる方法を、と思うと、どうしても半端な自分では駄目だと思った。

そんな自分を自覚していたからこそ、その手のメッセージに納得した。

なにより、こうでないと駄目、と思っていても、思い立ったら即行動、そんな機動力や精神、実力と経験がともなっていない臆病者が自分であることを、誰より自分が分かっていたから。

 

ね、そりゃ、こんなカードなんかに言われなくても、やるべき行動が分かるじゃない。

あの手のカードのいいところは、そのメッセージをたまたま目にしたとき、自分がそれに対してどう思うか、何が思い浮かんだか、というのを指針にすることができるってこと。

そこから、何かを変えていける。本当に自分に必要なものだったら、なにより自分が無意識下で気付いていることが多いから、それを自分の元に引きずり下すための手掛かりになる。


正直、そういう自分の特徴は、もっと早くに知っておくべきだった。

大学時代の就職活動期において、自己分析ってやつをやった。

それは、自分の向いていることや、好きなこと、そういったものを、過去の自分から探っていくものだったけど、今では毎日が、自己分析だ。

好きなこと、やりたいこと、というよりは、なぜ自分はそうなのか、こんな自分がもっと上手く生きられるようになるには、何が必要か、必要だったか、という自分攻略を見つけるための分析だ。

 

壮大な自分語り、自己紹介でもある。