時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

いかにも眼鏡>さりげなく眼鏡

実は、眼鏡に大枚をはたいてきた。

 

個人的な選ぶポイントは、メタルフレームじゃないやつ。

で、丸すぎないやつ。

顔そのものも大きい方ではないから、横幅があまり広すぎないやつ。

 

見て回り、勧められつつ、かけ替えし。

最終的に3点まで絞り込んでみた。

というか、購買意欲をそそられるものが3点くらいしかなかった。

地味なのはつまらない。単色なのもちょっと。赤とか茶色系は遠慮する、今回は寒色をお望み。


で、個人的に最後まで迷ったのは、フロントフレームがグラデーションになってるやつ。

青とグレーのグラデーション。色違いで黒とグレーのグラデーションも。

つるの部分が螺旋っぽくて繊細な感じだけど、正面から見たフレームは、なかなかカジュアルさもあって気に入った。

なにより色が素晴らしい。グラデーションって本当に肌に馴染むのね。特に黒とグレーは、自然すぎた。フレーム自体も小ぶりなので、さりげなく眼鏡って感じ。

 

それくらい素敵な眼鏡だけど、最終的に選んだのは、青っぽいカラーに色々と色が散らされてるようなやつ。

一見すると少し濃いブルーなんだけど、よくよく見たら、いろんな色が入ってて味わい深い。

悩んだグラデーション眼鏡よりもサイズが大きく色も濃いため、眼鏡かけてますよ感は強い。かけてみると、ちょっとキツそうにも見える。眼鏡って、デザインで結構表情が変わるから、また迷う。

 

3つを散々悩んだ末かけ替えまくってると、店のじいさんが「意外とよく見えてき出した」と口を出してきたから、青っぽいやつに決定。

ポイントはさ、近視度が強いから結局レンズが分厚くなってしまうわけ。特に外側にかけて。

すると目も小さく見えてしまうから、いくら肌馴染みがいいとか考えても無駄になるわけ。むしろハッキリした色の方が、近視度の高い人には向いているそうな。目元の印象が薄れた分、インパクトで勝負。

レンズが入れば印象も変わるし、何より家でしか基本かけないから、肌馴染みよりは、かけていて楽しそうなやつを。

外にかけて出ていこうとしたら、まず化粧ができないから、そういう意味でもまあまあインパクトがあって、眼鏡かけてますよっていうものを選んだつもり。似合うかどうかは別として。

にしても、なかなか派手でちょうどよく品のいい眼鏡って希少。結局第一印象のインパクトで決めた女。

 

ほんと、黒とグレーのグラデーションフレームも綺麗でよかった。普段外でも眼鏡をかける人なら、グラデーションされてる眼鏡を強くお勧めする。

特に、上から下へのグラデーションは、めっさ馴染みがよく、この上なく品がいい。私が50歳くらいで普段から眼鏡をかける人だったならば、間違いなくそっちを選んでた。

ものすごく肌の色に馴染んでたのよ。かけててとても自然だった。高いやつはやはり違うと唸る一品。

 

そう、結局、値段の違いって、そういうところに出る。

安い眼鏡は、まあ、そんなもん?って感じで。いい意味でシンプル、悪い意味で単純。

ただ義務感で眼鏡かけてますよといった風情。

高い眼鏡は、いちいち繊細な感じで品がよく、それでいて遊び心がある。迷うことのできるくらい、そこに魅力があるのだ。

高いといっても、その店の中で高い部類に入るってだけで、もっと高い眼鏡はもっと素敵なんだろう。痺れるな。

 

結局、どういうときに眼鏡をかけるかで、かなり選ぶものが違ってくると思った。

日常でなら、馴染みの良いものを。化粧や服に浮かないようなもの。なりたいイメージで選ぶのもいい。

家でなら、ちょっと遊び心のある、いかにも眼鏡ですよっていうもの。

あまりに印象が薄いと部屋の中で見つからない恐れもあるし。(基本、ケースには入れない無精者)

普段裸眼で、仕事や授業中に眼鏡をかける場合だと、ちょっと印象が変わるようなものでもいいな。眼鏡ギャップが狙える人達。

 

実際手元に届くのは来週以降だけど、行けてよかった。

私、一人で眼鏡を買えた!すばらしい。

手元に届いたら、また自慢しようかな。


ちなみに、給付された10万円は、コートとコンタクトレンズと眼鏡で使い切りました。

ありがたい10万円。

 

一番恐ろしいのは、普段365日、朝から晩まで使うコンタクトレンズより、1日10分とかけない眼鏡の方にお金をかけたって事実よ。