時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

スーツを求めて量販店へ(下見編)

さて、どんなお店でスーツを買えるのか。(←もう買う気満々である)

なぜかというと、普通のお店でも、スーツっぽいフォーマルなものは売られているからだ。
しかし、色がブラックだったりと無地が圧倒的に多く、形もカジュアル寄りになっており、お値段もまあまあする。しかし、上下でサイズを選べる所謂セットアップ仕様なので、スーツとして買うというより、別箇で使いたい人向けって感じか?

そういう人は、たまに見かける。

仕方がないから、大手量販店に行ってみた。

なんだかんだ、別に普段着用するわけでもないので、そんなに金額を出したくなかったのと、初心者としては、やはりブランド物なスーツを着るわけにもいかない。

勇気を振り絞り、いざ量販店へ。いやもう、めちゃくちゃ引き返したかったわ。臆病だもの。なんと心細い。

 

結果、とてもよかった。

いいなあ、眼鏡店といい、こういうお店ってのは、どうしてだか心が躍る。他の洋服店ではこうはいかない。

いいものを見てきたという実感にあふれている。満足、見れて満足。


今回お店を覗いたのが、業界大手の青山とはるやま。

あくまでも私の近所の店舗を見た勝手なイメージを書くと。

はるやまよりも青山の方が、高級感があった。

生地というか、質が。店の照明の関係もあるだろうが、なんとなくスーツが美しく高級品のように思えた。(ただし、いいスーツというのはハンガーにかかっていると微妙に見えて、着ると美しく変貌するらしいが)

一方、店内の内装に関しては、はるやまの方が洒落た感じ。たまたまなのか、店内の広さなのか、店員さんが倍くらいいた気がする。

ベージュ系のカジュアルなスーツが多かったイメージ。ブラウスなんかも、濃いめの色だったりで、とても落ち着いた感じ。ある程度社会人経験を積んだ人をメイン層としてとらえている雰囲気、品ぞろえだった。

青山は、ちゃんとした襟付きのシャツが多かった。

いずれにしても、レディースはメンズのわずか5分の1以下といったところか。

 

個人的には、青山のチェックのスーツが美しいと思った。

チェックのスーツは、正直プリント感がすぐに分かるチープさが見て取れるが、1つだけ秋冬仕様なのか、すごく落ち着いて高級そうに見えるものがあった。グレー地にチェックが入っており、落ち着いた印象の。

本来、ブラックフォーマルやリクルートスーツは無地だが、ビジネススーツというものはストライプなりチェックが入ったものが基本のようだ。

量販店の店内を見渡してみても、確かに細かい柄が入っているものの割合が多く、無地は学生向けって感じで置かれてあった。色も、グレーは少なく、黒系か紺系。

スカートもタイトかフレアになっているもの、パンツも裾に向かって広がるフレアか、細くなるテーパードかの2種類。やはりな。

正直、今まで買ってきたスーツ2着とも、パンツがフレアになってるやつでさ。これがまた、私にとっては微妙だったのよ。しかもヒールに合わせるために裾も長く取るでしょ、下半身が大きく見えて仕方なかったね。高い背さんはともかく、小さい背さんはこれ、めちゃくちゃに合わない。

その点、テーパードになっているスラックスは、ものすごく細く見えるから、今回スーツが欲しいって思い立った時、絶対にフレアラインは選ばないと決めていた。小さい人は絶対にこっち。

パンツのタイプは、どちらか1つのタイプしかないものも多く、ボトムにこだわるなら、ある程度ジャケットもそれで絞られそうだ。グレーチェックは、もちろんテーパードライン。最高。

それで、まあデザインとパンツラインとで、おおまかなイメージを膨らませてから、一旦店を出る。後日改めて、現金下ろして買いに行こう。