今日、素敵にジャケットを着こなしている方がいたから、紹介するよ!
元々細身の方で、基本何でもアリな職場において、わりかしかっちり目なオフィススタイルな装いを普段からしている彼女。
年齢的には同世代のはずなので、おそらくは30前後といったところ。
本日は、ベージュのニットにライトグレーのジャケット、そしてボトムは黒の細身パンツ。足元は黒のブーツという出で立ち。
これが本当にカッコよくて、思わず「カッコイイですね、男前です。」と伝えてしまった。
ポイントはいくつかあるんだけど、まずジャケットの組み合わせが最高。
ベージュにグレーって、一歩間違えれば芋になりえてしまうのに、光沢のあるライトグレーのジャケットを選んでいるため、一見地味なベージュも、地味じゃない。
むしろ、少し華やかなライトグレーを落ち着かせてくれる。そのバランスがよい。
そして、パンツとの組み合わせ。
この方は、かっちり目なジャケットを着ることが多いけれど、基本、スーツという形で着ることはほぼない。
ジャケットを着ていても、ボトムの色や形を変えて、カジュアル感を出している。
グレーのジャケットに黒の細身!(これが大事)なパンツがかっこよさを醸し出す。
さらに!
足首丈のブーツを合わせることで、冬ならではの女性感が出ている。
こういう格好は、男性ではできないから、足元これだけで女感が出る。
なにもフワフワしたスカートだけが女ではない。
このポイントはね、ブーツとパンツに1センチ程度の隙間があるってこと。
少しだけど肌が露出していることで、より女性感が出ていて、ジャケットでかっちりなのに、ほどよいカジュアル感と「ジャケットだけど男ではないですよ感」がでているのだ。
でもトータルで言うとメンズライク。そのバランスの絶妙さに完敗。100点。
具体的に言うと、コレ↓
こういったポイントを頭で考えて合わせてきたのなら、相当お洒落レベルが高いぞ。
無意識なら天才だ。
何度も主張する私の持論だけど、とにかくスーツを上下でそろえてしまうと、女性の場合重さが出るから私は大反対なのだ。
まとまりは出るけどね。
上下の色や素材を変えるなどして、上と下で分断することが正しいと思っている。
上下を一緒にしてしまうと、とにかく重いんだよね。印象がね。
スタイルよりも、見た感じの印象の方が大事でしょ?
上下つなげたいなら、もういっそのことワンピースを着るべき。
どうしても上下でそろえるなら、パンツを肉を拾わないギリギリまでサイズを下げる、かしら。
パンツのサイズ感で随分印象は変わる。ほどよいゆとりは男らしく、やはりタイトは女性らしいのだ。
その方の今日の恰好は、かっちり目なのにこの寒さにおいて温かみがあって、本当に素晴らしかった。
あと思ったけど、女性は吊り下げネームプレートが似合うね!
冬のニットは女性らしくて素敵だけど、いまひとつ上半身が寂しくなるから。
いい感じのアクセントになってました。
割と外でもつけっぱなしの人が多いのも、ある意味ネクタイの代わりでアクセサリー感覚で付けてるからなんじゃないの?ネックレスだと邪魔だし。
という感じで、人のことをめちゃくちゃ見ている私でした。
基本、人のことをよく見てます。素敵なものを見ると、目が嬉しいのです。