時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

いつまでも、同じことをズルズルと

何か失敗したかも、いけないことをやってしまったかも・・・

 

そう思ったとき、例えばそれがすぐに修正や確認できる場所、時間であるなら、
すぐにどうにかするけれど。

例えば、家にいる時やすぐに対処できない時。もう終わってしまった時。

 

そういったとき、気になることを永遠と、同じことを考えてしまう癖、習慣がある。

 

確かあれはこうだったから、ああしてこうして、だから大丈夫だろう・・・

確かあの時こうで、だからああしてしまった。あの時、ああしていれば・・・

 

一度、自分の失敗を認めて反省しても、また同じ思考を1から繰り返す。

いくら考えても、後の祭り。

もう今更、どうしようもない。

そんなことは分かっていても、そのことを考えていないと落ち着かない。そうなると、もう眠るか別の何かに熱中するかして、無理やりにでも意識を変えないと、落ち着いてもすぐにまた、同じ思考が繰り返される。

 

止まらない思考だ。

とにかく、それで思考を埋めておかないと気が済まないみたいに。

 

なぜ、もう十分分かっているのに、同じことを繰り返し考え出してしまうのか。

一つは、安心する材料を探しまくっていること。

特に、はっきりしない時。

あの時、どうしたっけな?やったはずだと思いたいけど・・・そんな時だ。

 

そういう時、詳細を時系列で思い出しながら、ひたすら振り返る。

そして、安心できる材料が見つかるまで、いや、見つかった後でも、何度も繰り返し安心の層を増やしていく。

逆に、失敗して明日一番でどうにか対処しなければ、という時ですら、何度もシュミレーションに時間と思考を費やしてしまう。

これも安心感を得るため。

 

その一方で、同じ失敗を何度も頭に描いてしまうこともある。

これも、同じことを何度も責め続けることで、それが安心へとつながっていくからだ。

自分を責めることで、安心してしまう。

それが慣れたパターンだからだ。

 

とにかく、平静になるために思考が奔走する。

こういう時も、とにかく早く寝てしまうのが一番なんだけど。寝る前ですらぐるぐると考えこんでしまうから、ゲームやテレビに熱中するくらいがちょうどよい。

 

ゲームはこういう時、便利だ。

無心になってやれるから、思考が完全に止まる。

ついでに瞬きも呼吸も止まっているけど。

本当に、嫌な思考から逃れられるからすごい。


もちろん、逃れはできるけど解決はできない。

しかしまあ、この年になってようやく、あらゆる自分なりの対処法がいろいろ分かってきたかもしれない、と思うと感慨深い。