今年はまさかのクリスマスイブの日に、自分用の通勤自転車を買いに行ったという話。
ここまでマイ自転車を10年以上継続して乗ってきてましてね。
実はつい最近もチェーンが外れて直してもらってきたんだけど。
タイヤの調子も悪く、何度空気を入れてもかすれた音がするし、それを放置してたら
ボコンボコンと定期的な音が鳴ってタイヤはぺちゃんこ。
それも数ヵ月前には修理が入ってるけど、やはり根本的なタイヤの問題なのか、しばらく乗ると同等の症状が出ると言う。
月一で空気は入れるのがベストなんだけど、1週間もたないんですよね。
これは寿命だなと。
調べたら自転車の寿命は10年。
ここまで延命させてきたんだけど（チェーンは継ぎはぎしまくり）、ここまできたら、
「いつまで走れるか」という不安が常によぎるようになるのですね。
こういう状態を寿命と呼ぶのだろうと悟り、買い替えを決めました。
で、たまたま友人と近くで食事する予定があったから、その日に自転車屋に寄ってもらい、その場でササっと見て購入を決めたというわけです。
選ぶポイント
・サイズ
・重さ
・緑色
この3つです。
まず今現在使ってるのが27インチ。
これが私には少々大きく、タイヤが大きいから楽に走れはするけど、でもバランス的にちょっと大きいという。
見てみたら27インチは160センチ～が推奨なんですね。
やはり大きすぎたんですよ。150弱しかないんだから、あたしゃ。
お店では27か26がメイン。
26なら145センチくらいの子どもから大人まで使えるサイズ感。
ですので、成人女性なら26インチがピッタリということになるのです。
で、「重さ」。
普段乗らない人は分からないけど、この重さも重要で。
というのも、地下道や歩道橋なんかで、自転車を押して登らないといけないところがあった場合、重くて疲れるんですよ。
重いと当然、降りる際もスピードが速い。私がもってかれそうになる。
あと自宅の駐輪場は移動式で、持ち上げて使うタイプなんですね。
だから重すぎると、前輪が乗らない。
おまけに平時は前カゴに荷物を入れてるわけだから、重さは尚更かかります。
最後に「緑色」。
これはもう、行ったら絶対に迷って決められないということで、予め色を決めてたってだけ。
緑ならラインナップもそんなにないだろうし、軽くて26インチとなれば、もう1つ2つしか上がってこないだろうと。
こんな感じで、予算は最低ラインの2万～4万。念のため5万持参です。
で、いざ入店して、2つに絞り込まれました。
1つは26インチ。
深緑がカッコいい。
新入学キャンペーンと書いてあったから、おそらく高校生向け？
形だけなら、これが最適。
そしてもう一つが24インチ。（身長130センチ～）
色が薄いミルク抹茶。
値段はそんなに変わらないのに安っぽく見えるのは、ところどころにシルバーが使われてるせいでしょうか。
（深緑のは、深緑と黒しか使われてない）
正直、外観だけなら深緑なんです。が、深緑の方が重かった。。
持ち上がらないことはないけれど、これが重たい。
どうにか持ち上がるレベル。
タイヤも何もかも太くて安定してて、ものすごく頼りがいがある彼氏って感じ。
だがその分、重たい。自転車も人間も、基本は同じだ。
148㎝の友人に持ってもらったら、全然持ち上がらなかった。
ミルク抹茶のは、軽くはないけれど持ち上がるレベル。
カッコよさは犠牲にして、甘ったるいミルク抹茶にするしかない。
でも一応は、私の挙げた3ポイントを全てクリアしてるので。
そんな完全な自転車なんて、そうそう存在しないんだ。
ちなみに今よく見かけるミニベロは、体重が軽すぎる女子だと段差が上がれなくて進めない疑惑があった。いや、私の体重なら大丈夫だろうけどさ。
中にはそういう人もいるってことで。
というか、よくよく考えたら、このミルク抹茶は黒もどういうわけか使われてて。
（せめてここは茶色だろ、バランス的に）
この色合い、私が以前USJで買ったパーカーなんですよ。
あれと色の組み合わせが同じ・・・
なんか、知らず知らずのうちに色に引っ張られてたらしい。
そんなこんなで、お値段は諸々込みで3万5千円ほど。
まあ、予算内ですかね。
最高に納得のいく買い物、とまでは行かないけど、限られた中ではちゃんと想定されたものが見つかったので。
ちなみに同じ頃にお店に来ていた、春から高校生かなというくらいの男子とその両親。
私が27インチなら絶対にコレ！と思ってた、これまたカーキ系の自転車を選ばれていた。
だよねぇ、いいセンスしてるわ。
思わず「いいセンスですね」と言ってしまった。
服も自転車も車も、身体が平均サイズの方が断然選択肢があるということを148㎝の友人としみじみ語りながら、食事へと向かいました。
ちなみに24インチって、私が小学3年生の時に乗ってたサイズですよ。。
そしてクリスマス当日の25日、仕事帰りに自転車を引き取りに行って、古い自転車と別れを告げました。
