最後にリュックを買ったのは、大学生の時。
弟が使っているのを見て、そのデザイン性に惹かれた私は店を聞いて自分で買いに行きました。
(ちなみに、それを弟に買い与えたのは母です)
大阪の「なんばウォーク」にある山のようなカバンが雑多に売ってる店で爺さんが売ってました。
「自分用です」とは言い出せず、
「兄弟への贈り物で・・・」
と偽って購入した思い出。
一応は、男性向けのカバン屋っぽかったので。
そんなリュックの思い出が再び蘇ることになったのは、ひとえに仕事で使うタブレットが重すぎたせいです。
タブレット、結構重くないですかね?
出社するたびに持っていくのだけど、このタブレットを適当な手提げに入れて左手に持って、右手には私物のバッグ、中には途中の店で買ったパンも入ってる。
最近はあまりにも運動不足なので、できるだけ徒歩で通勤するよう心がけているのですが、これに傘まで持つと、手がだるくて震えて仕事にならない。
ということで。
荷物をリュックにまとめることと致しました。
ネット見てたら、以前買った店の広告が出とりまして。
お、なんかいいデザインのリュックが売ってますやん、とクリックしてみたら、なんともいいデザインだったので買いました。
色はブラック。
デザインというか。
無駄な装飾が一切ないような、あらゆるものをそぎ落としたような見た目。
平べったいランドセル、と言っても過言ではない。
でも、ポケット1つ1つがしっかりしてます。
ただ理想を言えば、あと一回りほど小さければよかったかなと。
ネットで購入したため、こういうことがたびたび起こりうる。
多分さ、現物見てないってのもあるし、勝手に頭が想像してたのよね。
これくらい(一回り小さい)のサイズのリュックを背負ってる自分の背後の姿を。
(自分の後ろ姿なんて見たことないくせに)
ちゃんとサイズを書いてくれてるのに・・・
サイズもそうだし、これが値段に見合ったものなのか、ちょっとよく分からない。
とはいえ一応はちゃんとしたリュックで、背中に当たる部分が薄いスポンジのようなメッシュ素材なので背負ってみると思いのほか楽です。
ナイロンなので軽いし。
底もちゃんとしてるし。
ベルトは細身だけど、ここも背面同様ちゃんとスポンジのようなメッシュ素材。
10年以上、遊び用のペラペラした割には重たいリュック(布製だった)しか背負ってなかったので、改めてまっとうなリュックを背負ったって感じ。
まさに、背負うためにあるカバン。
それがリュック。
なんというか、背中に安心感があります。
包み込まれる感じ。
あ、ちゃんと背中で背負ってるますよ、ベルトを最短にして。
通勤用で買って思った以上にカジュアルだったけど、今年は泊りがけで出かける予定もあるので、なんだかんだタイミングはよかったです。
ただ、あと一回り小さければなー
ちなみにコレ「カナナプロジェクト」っていう、メーカーと竹内海南江さんという旅の達人が手掛けたトラベルバッグブランドだった。
いや、まったく違うサイトから買ったから知らなかった。
ははあ、れっきとした旅行用バッグでしたか。
それなら、この背負い心地も納得だわ。
そして、旅行に持って行こうと思った私の思いつきは、まったくもってブランドの意向に沿ったものだった。
ちゃんとしたものは、いちいち言葉で説明なんてしなくても、受取手に意図が伝わるもんですねぇ。