時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

金縛りの解き方

さあ、今年もやってまいりました。

だいたい1年に1度くらいは遭遇する「金縛り」的なもの。
それに合わせて毎年、金縛りの記事が上がります。

正直、正しい金縛りというものが分からないので、これを金縛りと言っていいか分からないけれど。

基本、毎回仰向けの状態で眠っていると、誰かが身体に覆いかぶさってくる。
そして身体が動かない。
呼吸さえもままならない状態を金縛りと呼んでます。

とにかく胸のあたりにまで乗っかってくるので、現実としても胸が苦しくて、剥そうとしても全然身体が動かない。

基本としては、身体は眠っているのに脳だけが機能してしまっているから、身体を動かそうと頭はもがくけど、まったく動くことはできないという現象。

そりゃ、身体はすやすやと眠ってますからね。
機能を最小限だけ残して停止している状態。

でも脳が起きているという不思議な状態なので、意識だけはあるけど身体が動かせない状態の人ってのは結構な苦痛なんだと思います。

 

今回遭遇した金縛りも似たようなもの。

直前まで普通に夢を見ていて、でもいつの間にか脳だけが起きてしまった状態。

いや、それすらも現実なのか夢なのかなんて分からない。
夢も脳が見せているもの。
判断がつきません。

とりあえず、やはり親が仰向けの私に乗りかかってきて、顔がのぞける位置まで来るけど、どかそうと思っても身体が言うことを聞かない。
そういう状態でした。

金縛りのイメージ図

寝てるのが私、上の熊が親です(イメージ)

でも、もう何度も遭遇しているものだから、私も対処法をよく知っている。

とりあえず、呼吸を一回止める。

絶対に、大きく息を吸おうなんて思ってはいけません。

吸おうと思って胸を動かそうとすると、余計にのしかかってくるから。
(胸を動かそうとすることで、余計に圧迫を感じてしまう)

だからまず冷静になって呼吸を止めて、ちょっとずつ息を吐くこと。
基本、吸わない方がいい。

そうしていけば徐々に体が目覚めてくるので、身体の感覚が戻ってきます。

そうしたら指なんかの末端に意識を持って行って、まずそこが動くかどうか意識するのが大事ですね。

とにかく、大きく身体を動かそうとしてはダメ。
余計に恐怖を感じるから。

ただ動かないだけならいいけど、私の場合必ず人が乗ってくるから、金縛りにはいつも恐怖が伴います。
とはいえ、シチュエーションは人それぞれらしいです。

しかし金縛り自体は国民の半数近くが体験すると言われるから、あなたもきっと味わうでしょう。

もしそうなった際に備えて、こういう事前知識を少しでも入れておいたらいいと思う。
もちろん、人が覆いかぶさってくるとは限らないけど。

 

まとめると。

まずは呼吸を意識すること。
意識して、呼吸を最小限にする。

決して深呼吸しようなんて思うな。

おそらく、普段意識せずにできている呼吸を意識的に止めるようとすることで、自分をコントロールしようとするのだと勝手に理屈をつけている。

だから、結構有効な手段かと。

もし遭遇された場合は参考にしてください。
これをやれば、結構早く回復します。