時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

職場内ディスカッションの反省点

現職場では、たまに部署内でグループディカッション的なことをやるらしい。

話し合いというか、ひとつの議題に対して意見を出し合うオリエンテーション的な。

今回は「ヒヤリハットなどのミスを防ぐには」ということで、実際に起きた事例に対して、
・どんな事情でそういう結果が起きたのか
・何が問題だったのか
・改善方法は何か

などといったことを考えることになった。

例えば、現場で工事ミスがあったとして、
・図面がそもそも間違っていた
・それは設計段階で思い込みが発生していた

という事情があった場合。

それらが生じた原因には、一人の人間が事例にあたっていて自己解釈をしていたり、
指示が明確でなかったり、など。

 

そういったことを1時間のWeb会議で行ったんだけど、まず、課長が部署内の人間に対してメールで周知してたの。

そこにワークの流れや司会者任命の情報が載ってたんだけど、まず司会を任されていた人が、そのメールを読んでいなかったのね。

急遽レジュメをみんなに説明しながら、自分の理解を進めていたらしく。

で、30分ほどが経過。
そこからいよいよワークとなってやり始めた時、事例の詳細情報があることを知らなかったらしく、それを読んで一からやり直し。

残り時間が少ない中、1人ずつ意見を指名されたら述べていくのだけれど、なんかもうめちゃくちゃで。

いや、そこはそういう意図じゃないだろうってことに突っ込むこともできず。

さらに指名されてから考える余裕もなく。

考えがまとまっていない、というか意見の終着点が定まっていない中、喋らなければならないという状況に私はものすごく緊張しました。

喋ってる間、手が震えてましたからね。
ここ10年で一番緊張した瞬間でした。

 

とにかく時間がない中、「これで合ってるの?これで本当にいいのか?」と言いたくなるくらい爆速で進んでいった話し合い。

それがあまりにも駆け足過ぎて、終わった瞬間笑いが込み上げてきてですね。
隣の席の方と話しつつ、大笑いしてたという。

具体的に何がツボに入ったのかと言われると難しいけど、なんかもうやっつけ感がすごかった。

自分がこれしきのことで緊張したのも想定外だし、本当は、思い込みを防ぐために指示をよく確認したり、チェック制度や現場との確認を徹底するとか、色々な防止策があるはずなんだけど。

出てきた意見をまとめると、最終的に防止策が「社内コミュニケーションをよくする」などといった、非常にやんわりしたものになってしまって。

もちろん、それも大事よ。

大事なんだけど、それだけじゃ防げないでしょって突っ込みたくなる結論だったし、
なんか「次の打ち合わせあるから、これでいいか」感が漂ってて、もう笑いしか残らなかった。

ひっさびさに職場内で涙が出るほど笑って脱力したわ。

さて、この結果が引き起こされたのは、
・話し合いの時間が十分でなかったこと
・それは、司会者がワークのやり方を理解していなかったから
・その原因は、司会者がメールを読んでいなかったこと

それらを防ぐには、司会者がメールを読むということを徹底していればよかった。

しかしこの司会者、デスクトップ一面をすべてアイコンで埋め尽くしているような人間なので、まずはその乱雑さから見直すこと。

これらができていれば、私が爆笑するという事態は防げたわけである。

反省してもらいたいね。