時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

買い物の仕方を考察

またまた洋服を買ってみました。

夏服は数が少ないので、新しい仕事に向けて色々買い足さねばなりません。
真夏のマトモなパンツなんて1着だけです。
これは困った。

ということで電車に乗って、2時間くらいかけてお店を回っていたのですが、無理。

私、前々から分かっていたけど、探そうとすると駄目。
例えば今回、頭に入れていたのは、
・夏用のパンツ(無地と柄)
・編まれているカーディガン
・運動できそうなアウトドア系の上下
・あればノースリーブ

しかし、これだけリストに入れていても、一度の買い物で買うのはせいぜい2着程度。
となるとですね、何を優先して買っていいか頭が混乱する。

いいなと思えるパンツがあっても、他にも必要なものがあることが頭にあるので、決断ができない事態に。

大量買いが厳しい財力だったり、そもそも罪悪感が働くので多くても3着しか買えません。
なのに欲しいリストには5、6着もある。
これでは買う決断が揺らぎますって。

 

結局、気になるものは数点見かけたものの、買うに至れず。
後悔している部分もあります。

いつもこうなのです。

買い物しようと思って出ても、あんまり買いに行かないのでリストにはいつも数点並ぶことになります。

でも、一度に買う度胸はない。
優先順位を付けられず、結局何も買えずに自己嫌悪という繰り返し。

こんなものだから、最近思うのです。

本当は買い物に出ても探しているフリをして、本当は「見つかるな」と思っているのではないかって・・・

見つけてしまったら、やるべきことに直面します。

・欲しいのか、そこまででもないのか
・試着、自分の姿を目の当たりにする
・それを見て、買うか買わないか

思考、試行、決断の連続。
これを短時間でやらなくてはならない。
正直、買い物に慣れていない人間にとっては苦痛。

だから、本当は探し出したい、買いたいけど、いざ見つけてしまうと動揺します。
前述した作業をしなければならないから。

だからたまに、いろんな言い訳作り出して自分を諦めさせる。

だから、私は人から「欲を持ちなよ」なんて言われるんですよねぇ。
持ちたいけど、こうした言い訳作りがしみついてるから、それ以外の部分でも、最初から諦めてかかっている根性が見え隠れ。
困ったものです。

自分でも分かっているから、不発に終わった時の自己嫌悪は酷い。
逆に勝負に出られて戦利品が手に入ったら、誇らしいのです。

こういう戦いをしているからこそ、洋服にはいろんな思い入れがおのずと。

 

前置きが長かった。

とにかく今回も、そんな感じでさまよった挙句、電車で帰宅。
でもなんとなく心残りというか、後悔があって。
家からそう遠くない場所に、迷っていた店の異店舗があるので念のため寄ってみると。

いえ、別に何かを発見したわけでなくて。

その後、その店の反対側にある店をたまたま覗くと、まあまあいい感じのカーディガンがあったのでした。まるで果物を包んでいるかのような、そんな編まれ方。

40%オフなので、春物でしょうか。夏に着るには少々重たい。物理的に。ずっしりくる。

羽織ってみても、うん、悪くない。秋に着られる色でもあります。春物だけど。
結局、そんなにこだわりなく買ってきてしまったという話です。

 

なんというか。

買い物する時って、ターゲットを決めて、そればかり探してしまうより、案外目に入ってきたものの方が個人的には買いやすいものなのかと。

もちろん、まるっきりノープランではなく、欲しいものリストには入れておくけど、
あんまり意識せずに、広い目で見渡した方がいいのかもしれません。

いちいち頭で探さなくても、念頭に一旦置いたものって、意識せずとも目が追ってしまうものだから。
それくらい軽い気持ちで偶然を待った方が、個人的には楽だと発見しました。

つーか、買い物ってそういうもんですよね。
今までの私が貧乏性かつ慎重すぎたのでした。

 

ちなみに、買ったのはまたまた茶色系のもの。

茶色カーディガン

ココアみたいな茶色

別に茶色が好きってわけではないけど、1つのものを買ってしまえば、無意識にそれに合うものを目が追ってしまうようで。(これで茶色コーデは完璧だ)

こういう風に、なんかリンクしたものを手に取ってしまうんですよねぇ。
カッコよく言えば、「連続性」があるのですよ。

だからイメチェンって、相当難しいんですよね。

そこは意識して断ち切らないと駄目みたい。