時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

可愛い店員さんから服を買う

新しい環境に入ったので、また1枚、洋服を増やすことにした。

もう、買い物は直感です。
ここで理性を働かせたら、迷うだけ。
(あーでもない、こーでもないと迷って結局無駄に時間を消費するのだ)

こうなったら、こういうのが欲しいという理性を全て捨てて、「おっ」と思えたものだけを手にしよう。

これが最近の買い物の傾向です。

どういうわけか、見つけようと思えば思うほど見つからない現象が起きています。
好きって感情は、理性じゃないんですよねぇ。

そうなると、似たような感じばかりになるけど別にそれも悪くない。

何でも万遍なく着こなせる恵まれた体型をしているわけではないので、好きな範囲でそれなりに着られれば、もうそれで。

逆に、周りと被らなくて便利かもしれん。
周りが「これ着たいけど、あの人と被るしなぁ・・」と私を中心に合わせてくれるので、常に堂々とできるぞ。
(それにしても洋服が被ると気まずいのは、なぜ?)

ちなみに茶色、紫、赤が私のカラーです。

 

で、そんな感じで、ちょっと綺麗目な洋服を売っているお店に週末行ったんだけど、そこの店員さんがめっっちゃくちゃに可愛かった。

女優「のん」を、ちょっと冴えない田舎娘にした感じで、素朴な可愛さがあった。

何より可愛いのが、喋り方。
「袋なしで会計しますね!」
「カード読み取れるようにしたので、こちらからどうぞ!」
いちいち言ってくれて、その言い方が可愛いのである。

ちょっとネジが1本飛んじゃってる感じもしないでもないけど、そこが愛くるしい。

私の陳腐な言葉では表現できないけど、何もかもが可愛らしくて、こっちまで破顔してしまう。

なんかもう、一気に気分が上昇しました。

そんなに疲労は感じてなかったけど、もしめっちゃ心身共に疲れていたら、その疲れが身体から抜き取られるくらいには。

 

お店のブランドのコンセプトとはちょっと離れているような気もするけど、いえ、元々そこは働く女性や綺麗な服を着たい女性をメインとした、ちょっと上品な洋服を売っているところ。

確かにその日の店員さんに、コンセプトは一見合わないかもだけど、逆に働かれているお客さんが多いからこそ、ああいう店員さんの接客と相性はいいのかもしれない。

こういうタイプは、今までいなかった。
キャリア系だと、それが似合うタイプの方が店に立たれていたから。

その店員さんは、かわいいワンピースが似合う感じ。

でも客からすれば、可愛い孫や娘世代って感じがするし、何より疲れが抜き取られます。
私の幸せ度は、一気に上昇致しました。

ですのでこちらも「可愛いですねぇ」とお伝えしてきた。
その照れ方も、めっちゃ可愛い。

やー、女に生まれていいことなんてそうそう無いけど、可愛い子にストレートに「可愛い」と言えるのは、女の特権です。

その権利を十分に行使させていただきました。

 

最後に。
「おっ」と思った今日の1着は、カットソーですね。

横ストライプでカジュアルにも見えるけど、なんか品を備えています。

横ストライプのカットソー

手首が見える丈が好きなのです。

手に取ってみますと、袖の長さがフルでないところとか、首元がスクエアになっているところとか。
そういうのが私の目を引きました。

畳まれて置かれていたので、こういうのは一見で「おっ」となって手に取らなければ分かりません。

直感が大事というのは、こういうことなのです。
理性を働かせるのは、それからで十分。

こうこう、こういうのを・・・と最初から目を皿にして探していては、疲れるだけ。

買い物なんて、すげぇくたびれる作業だとずっと思っていたけれど、そりゃ、頭ばっか使ってたら疲れるのは当然だわ。

アンテナ張ってて、決断の時だけちょっと頭を使うくらいでちょうどいいのだと、ようやく思い至りました。

で、店員さんが可愛けりゃ逆に疲れは減るから、そういう買い物はマイナスどころかプラスだわ。