時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

徳島記(歩きまくった動物園)

これが4月最後の旅です第7弾。

本当は、奥祖谷にあるモノレールに乗って景色を堪能したかったのに休業してんじゃないのってことで、代わりにロープウェーに乗ることにしました。

徳島駅近くに眉山という山があって、短いけどロープウェーが出てて。

ということで、急遽今回は徳島駅周辺のスポットを巡ることに。
だから今回は、不覚にも旅というよりはデートスポットめぐりという感じに仕上がってしまいました。

まずは「とくしま動物園」に。

都会と違って山の方にある動物園で、バスに乗って行きます。
しかしこれまた、本数が圧倒的に少ない。

乗客もオーバー65。
ほらね、地方のバスなんて、こんなもんですよ。目的意識を持ってないと、居た堪れなくなります。

さて、バスで20分ほどで着きます。

とくしま動物園ゲート

山の中に

この動物園が、なんとまあ見晴らしがいいというか、とんでもない場所にありまして。

周りを山で囲まれております。
とりあえず、順路通りに巡っていきます。

サバンナ舎

まるでサファリを見るかのよう

カピバラ天国

数えて50匹はいたカピバラ

男前なミーアキャット

随分と男前なミーアキャット

はしゃぐポロロ

オモチャで大盛り上がりなポロロ

一番のお気に入りは、シンリンオオカミのユウキくん。

オオカミのユウキ

年を重ねたユウキ

北海道の円山動物園から来た子で、実は数年前、このオオカミ一家のファンでした。

3人兄弟で、長男のルーク、弟か兄にショウがいます。
ちなみにこのユウキは「ハンカチ王子」、ショウは「中田翔」が由来です。当時、北海道のヒーローだったなぁ。

さて、ここのバスですが前述したとおり、とにかく本数が少ない。
2時間に1本。

13時台の奴に乗ってもよかったけど、流石に早すぎると思って、1本遅い16時前のバスに乗る計画だったんですよ。

でも動物園で5時間近くも滞在って・・・と思いますが、実はこの動物園、植物園と簡単な遊園地が周辺にあるのだ。

あと入り口付近のマップを見ますと、ハイキングコースというものもあり、最大で3キロものコースになっています。
動物園は2時間ほどで切り上げ、こちらに挑戦することに。

道がよく分からなかったため、とりあえず歩道がある所を歩くことにしましょう。

途中、民家の立ち並ぶ道やバスで通ってきた道も。

所々に案内図が出ているので、位置を確認しながら歩いて行きますと、どうやら森っぽいところに入るそう。

山道

山、だよねぇ

ここがもしや、植物園なのか?
訝しげに思いながらも、歩を進めます。

しかし、注意書きには「植物園」と書いてあったから、田舎の植物園とはこういうものなのだろうと自分を納得させながら、とりあえずひたすら進む。

というか、今更来た道を引き返す元気がない。情けないし。
一人で無人の場所を歩くって、ちょっと心折れそうになる。

いよいよ道が山道になってきた。

山道

もう山でしょうコレ

これはあれだ、この前登ったこんぴらさんの奥社へ向かう山道よりも山道している。

竹林

た、竹が・・・

不安になって、結局は複雑な山道を進むのをやめ、動物園沿いの道を分かりやすく歩くことにした。

遊園地沿いの道

観覧車が見えてる。これなら見失わなくて済むよ

とりあえず迷子になるということはあるまい。
なんせ、動物園、そして遊園地が一応見えているのだから。

しばらく進むと、ゲートが見えてきた。
あれ、もしやここは・・・

たどり着いたのは、そここそが本物の植物園でした。

植物園

公園って感じ。なぜかヤシまで

植物園といっても博物館みたいな施設でなく、いい感じに植物を配置した公園。

そして私がこれまで通ってきた山道は、まさにこの植物園からスタートするハイキングコース。

ある意味間違ってはいなかったけど、バス道路を通らなくても、最初からここに来ておいて、そこからハイキングを開始すればよかった。
ああ、でももう歩く元気はないわ。

案内が分かりにくい。というか、植物園はこちらですよっていう看板すら出ていなかった。
まったくもう。

歩いたルート

今回歩いたルート。間違ってはないけどさぁ

しばし植物園にとどまり、またもう一度動物園の方に戻ります。

バスの時間まで1時間ほど。
もう一度、ユウキに会いに。

不意なユウキ

不意なショット、こうしてみるとやっぱり犬

ユウキのファン作品

ファンが作った展示の数々。選挙ポスターみたい

すると何やら、ポロロのいる辺りから、明るい女性の声が聞こえてくるではありませんか。

これは明らかに、素人の発する声ではない。
水槽の方を覗いてみますと、ああ、どうやらテレビの取材が。

ポロロ前取材

こんなとこでも取材に・・・

・・・なんか私、取材と遭遇すること多くない?

砂丘とこんぴらと、動物園と。
2回に1回は遭遇していることになる。平日ってこんなもんですかね。

おそらくGWに向けて、人気者のポロロを取材しているご様子。

飼育員のコジマさんを「コジコジ」と勝手に呼ぶ地方の女子アナ。
でもこのお仕事頑張ってますという根性、嫌いじゃない。

おかげで、動物園を結構楽しめました。

最初は、周りは小さい子連ればっかだし、ちょーっと複雑な気持ちで回ってたけど、
結果良ければ全てよし。

この動物園は、とにかく広い。なんせ山なんで。
だから結構歩かされる。

動物園内の道

動物と動物の間は、普通にこんな感じの道

都会のように狭い中に詰め込んだ動物園と違って、広いせいで薄まってる感じ。

広いせいで動物を見た気がしないというのが、この動物園のデメリットでしょうね。

しかしハイキングコースや植物園もあるので、散策するにはいい感じ。
その延長で動物も見たよ、な感じの動物園でした。

 

さて、そのまま駅までバスで戻り、いよいよロープウェーに乗りに行きます。

徳島駅からひたすらまっすぐに行きますと、「阿波おどり会館」がありまして、そこの5階で乗れるそう。

1階の受付で乗車券を購入。
こんなとこでも支払い限定の機械を導入。チケットを渡してくれたのはお姉さん。

正直言うと、めっちゃ無駄。
金を無駄にかけただけ。

ここのロープウェー。
実は常時動いているタイプでなく、15分ごとに2台の乗り物が山頂に行き、山頂にいたもう2台が帰ってくるというタイプ。つまりは乗り物は4台のみ。

確かに15分ごとに時間が決まっているのが不思議だったけど、成程、そういうことでしたか。
じゃあ、混雑時はひたすら待たないといけないってことね。
まあ、そんなに乗る人がいないってことでしょう。

眉山ロープウェー

結構怖いのだ

ロープウェー自体は、正直3分くらいしか乗ってなかった気がする。
つまりは往復で6分程度。これで1030円は、ちょっとコスパが最悪である。

しかし一人で乗るロープウェーはスリルがあって、個人的には1時間くらい乗ってたい。

1000円かけて行った眉山だけど、実は特に何かがある訳でもなく。
徳島の街を上から眺めるのみ。
夜は結構綺麗らしいですよ。

市内を一望

市内を一望

愛の南京錠

南京錠で愛をガッチリ

どうせここまで来たのだから、この眉山でもウロウロすることに。

こっちは正真正銘の山ですからね。それでも、ちゃんと舗装してあって安心。

実はここでね、ヤバそうな写真が撮れてしまったのでご紹介します。
ここに来る前は普通に撮れてた写真が、画面を覗いた段階で、なんかおかしかった。

最初は、レンズが曇ったのかなと思って拭いてみたけど変わらなくて。
それでも撮った写真がこちら。

謎の光が

普通の景色なのに、

謎の斜線

一体、なんでこんなことに・・

実は、近くにNHKの電波塔があったから、その影響かなと。

あとは、単にスマホカメラが不具合を起こしたか。
別に狙って撮った写真ではない。

さらに。

吸い取られる手

手から何かが抜けていく・・・

まるで、手のエネルギーが吸い取られていくような。

風景がおかしかったから、ピントを合わせようと写した1枚。
私、こんな写真を撮る技術なんて持ってませんからね。

この写真を撮った後すぐに、もとに戻ったので、あれは何だったのでしょうか。
電波でスマホが狂ったのかもしれない。

いやあ、ビビった。壊れたかと思った・・

その後は、缶ジュースを飲みながら景色を見下ろしつつボーっとし、ロープウェーで下山。

なんだけど、6人くらい乗れそうなロープウェー。
2台あって、私含めて3人が並んでて。

先頭の男性が1台目に乗り、私が2台目に乗ったあと、後ろの男性が悩んだ末に2台目に乗ってきた。
そこまではいい。

その後、別の男性が来られて2台目のロープウェーを一瞥した後、1本ずらすことにしたようだ。

いや、別に、私らカップルでもなんでもねぇし・・

かといって、「私たちは他人です」と言うのも失礼かなぁと思って黙ってました。

 

今回の旅は、内容的にはあんまり中身のある旅ではなかったけど、それでもポイントポイントで面白いことがあったので、結果楽しめました。

もし徳島駅周辺っで学生のデートプランを立てるなら、
・動物園に2時間ほど滞在
・ひょうたん島周遊船で景色を楽しむ
・最後に眉山で夜景を見て帰る

こんなプランが学生っぽくていいかもです。

ああ、そんなデートをしてみたかった・・・

徳島駅前

~END~