いよいよ無職一人旅も第6弾。
職無し野郎の暇つぶしから始まったこの旅も、ここまでくると気まぐれって感じではなくなるね。
自分にとっての習慣になりつつあります。
今回向かったのは岡山。
前回の秋芳洞で鍾乳洞に興味を持ったので、どっかまた別の鍾乳洞はないものかと思ったから。
鍾乳洞自体は全国に複数あるようで、西日本にもちゃんとありました。岡山にもね。
この岡山には有名どころが3つあって、今回はその中の1つを目指して。
どれもそこまで離れてはないので、1日で3か所回ろうと思えば回れるみたい。
ただ、電車の時間や車を必要としてたりと制約があったので、今回は電車降りて数分で行ける「井倉洞」に。
まず今回の旅だけど、主にJRを使って行こうと思ったんですね。
というか、全てJRだけど。
地元駅から乗り継いで行けるわけですよ。
だから、地元駅から切符を往復含めて買おうと思ったのに、まさかの当日、みどりの券売機がまさかの「販売停止中」・・・
あのぉ、地元駅の切符販売機は2台だけなんすよ。
そのうちの1台がみどりの券売機で、1台は普通のやつ。
しかも時刻は朝。
電車を使う人が、まあまあ多い時間帯ですよねぇ。
・・・。
停止中だったもんだから、私はみどりの券売機が使えず。
普通の券売機は地元用だから、そんなに遠くの駅までは買えないのだ。
・・・。
駅員に聞こうにも、誰も居やしない。
田舎め。
ちなみに、今回降りようと思ってる駅自体も無人駅らしい。
・・・。
こんなこと考える時点でどうかと思うけど、最悪、無銭であっちまで行けちゃう?
でも、公共交通機関ってそういうとこあるよね。
ちゃんと値段通りのお金を払ってるのかどうか、確認をそこまでしてないっていう。
今でこそ自動改札やらICカードがあるけど、完全に性善説を元に作ってる仕組みだなぁと、考えた。
まあ、普通に犯罪なんですけど。
そんな心のわだかまりを持ったまま、電車に乗り込んだ。
目的地「井倉駅」までは、普通列車で向かいます。
私は岡山駅から乗り込んだ。
ここの電車が、まさに1時間に1本という運行なので、それはそれは気を遣って計画をね。
途中にある倉敷までは混雑してたけど、次第に乗客は降りて行って大分空席が目立ちます。
観光客かなと思われた人々も、井倉手前で降りていく。
後で調べたら、その手前の駅の方が観光的には有名だった。
もう1個の鍾乳洞にも行ける駅だし。
まあ、また次回行けばいいやと、今回は井倉を目指しましょう。
さて、だいたい1時間30分ほどで目的地まで到着。
一緒に降りたのは、ベトナムかどっかの国のカップルと私だけ。
そのカップルは駅に着いた途端、また別の外国籍カップルと外国語で再会を分かち合っていた。
なぜ、こんな駅で?と思わずにはいられない。
結局この4名様とは井倉洞付近でも見かけることはなかったので、近くに住んでるのだろうか?
とりあえず、駅を出る。
辺りの写真を撮っていたら、駅の中から人が!
「お客さん、井倉洞に行かれるん?」
(←訛ってたかどうかは分からぬ)
50くらいのおばちゃんが、私に向かって声をかけてきた。
そのとおりだと伝えると、地図をくれるという。
どっち方面に行っていいか分からなかった私はありがたく思い、駅の方について行った。
そこでおばちゃんが簡単な地図を渡してくれて、説明をしてくれた。
「あそこにあるカーブミラーのトコを左に曲がって歩いてったら、踏切が見えるけん、
そこを渡ると井倉洞に行けますから」
(←訛ってたかどうかは分からぬ)
ありがとう、おばちゃん!
(一応、駅の机にパンフレットと共に地図が貼ってあったよ)
だいたい10分ほどで行けるってさ。めちゃ近。
不安に思いながらも、歩いて行きました。
とりあえず、踏切の手前に郵便局があるみたいだから、そこを目指していきます。
なんか、工業地帯って感じ。
道中すれちがう車は、大型トラックばかり。
そして目的の郵便局と踏切が見えてくると、「井倉洞」の大きすぎる看板が見える。
そのままくぐっていくと、あとはもう分かりやすい。
こういう、初めての場所ってドキドキしますねぇ。
今回、ちょっと自信がなくて、事前に地図や行った人のブログとかを見て学習してたけど、よく分からなくて。
田舎は、案内図が少ないですから。
だからおばちゃんが気付いてくれて、地図を渡してくれて助かったよ。本当に、心から。
さあ、後は大きな川が流れる河原にそって行きましょう。
こういう大自然は好物です。
入場券を買って、入場口では温度測定器があったので計測してみたら、37.6℃。
私「・・・。」
受付「・・・。」
その日、結構暑かったからね。
岡山って晴れの国とも言われてるから、とにかく晴れが多くて温暖なんです。
最初の計測を無かったことにした両者。
再度測ると37.4℃だったのでクリア。
いや、このわずか0.2℃に一体なんの違いがあるというのかね。
無駄なお金かけて、無駄なことやってるよねマジで。
ちなみに私、この顔を近づける系の測定器は苦手。
前職場では3回も引っかかったことがあって、その度に大音量が鳴り響いて注目を集めてしまった。
まるで万引きでもしたかのような音出しやがって・・・
(その内、「またあの人や」という空気になっていった)
気を取り直して、鍾乳洞口へ向かう!
この中に、どんな光景があるのか。。続き↓