時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

痒みをマシにする

前回のつづき

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で、私は自分の頭で考えてみた。

とにかくこの乾燥した異常な肌を元に戻すには、ターンオーバーの正常化が重要だと。

それを阻害している痒みをまず抑え、その間に皮膚を温存しターンオーバーを正常に戻す、これが基本的な流れになるでしょう。

痒みに関しては、薬で抑えることはできる。

これが痒みを「感じる」脳に作用しているのか、実際に炎症を抑えているのかは分からん。

しかし掻かないことで、現細胞の温存にはつながる。
(なくなればまた新しい皮膚が、と繰り返すことで、細胞もおかしくなってる気がするね)

で、乾燥した今の皮膚に対してもアプローチをしなければならない。

まず、やはりここで出てくるのが保湿でしょう。

正直そんなものをしても皮膚のサイクルに関係ないよなぁと思ってたし、確かに保湿剤それ自体に、皮膚をどうにかする力は一切ない。

でも、今ある皮膚に少しでも留まってもらいたいとなった時、さらなる乾燥ダメージを与えないようにするためには、やはり砂漠地帯で神経むき出しより外から少しだけ潤いを与えることで、肌をごまかすことも多少は必要だと思うのだ。

痒みを生じている状態というのは、言ってみれば肌が乾燥している状態。

喉が渇いているというシグナルと考えれば、とりあえず痒みを感じたら、水気を与えてやるのがいいのかもしれない。

正直、市販で売ってる痒みに対する塗り薬を塗ってみても、正直、どうなのかよく分からない。
効果があったこともあれば、無駄だったこともある。

薬の良さは即効性があることだけど、確かに塗ってすぐに落ち着いた時もあれば、いくら塗っても駄目な時もあった。

個人的には、それよりも乾燥する皮膚に水気を与えて保湿することの方が、効果あった気もする。

あせも治療薬

確かにスッとするが、あせもが原因ではなかった

とりあえず乾燥が原因で痒みを発していると仮定する私の、効果のあった対処法をまとめよう。

・冬でも薄着
肌と一体化するような長袖インナーはやめ、この季節なのに半袖にして上を裏シャギーなどの暖かいやつにする。

長袖2枚はNG。だから12月なのに薄着!

・入浴時間の短縮
これが一番効果がある。
お湯に全身浸かるのは5分程度にする。足湯はOK。

あるいは、ぬるめのお湯にするか。
温水プールでは1時間入ってても問題なかったから、長く浸かるなら、ぬるめのお湯がいい。

ただ、出た後に保湿剤を付けることを忘れてはいけない。

これをせずにプールから帰った時、バキバキになりました。
(出た後に熱めシャワーをしたのが駄目だったのかもしれん)

ちなみに、入浴を全くしないのは逆にお勧めできません。
水分が身体に乗らないため、よけいに乾燥を引き起こしますから。

何より身体の疲労が軽減されないデメリットあり。
(→お風呂に入ってみなかったら

・浴室で保湿
外に出る前に、浴室の中で化粧水とクリームを塗る。
出たら寒いからな!

・暖房は付けないに越したことはない
暖房をつけると、暑い&乾燥だから、一番やってはいけないことです。
我慢しよう。

・頻繁に保湿を心掛ける
見ててカサッとしたら、化粧水&クリームを薄く塗る。

・痒すぎたら、我慢せずにちょっとだけ掻く
我慢は精神衛生上にもよくない。
ただ、ちょっと掻いたら自分の意思でセーブすること。

痒みは神経の信号であるからこそ、「ちゃんとそれが伝わってますよ」という反応を示してやることも時には大事だと思うのだ。

・ファンデーションをやめてみる
これはなんか、顔に脂分が偏ってるから、それをリセットしたい気持ちで勝手にやってる。
おかげで素肌でいても、以前のような脂っぽい顔ではなくなった気がする。
(気がするだけ)

あとは、食事だったり睡眠だったり。
もうトータルで考えるしかないですね。

保湿クリーム

かわいいけど高いけど、効果があるのかは分からん

でもおかげで塗り薬のみを使ってた時よりは調子がいい。
もちろん、塗り薬の効果が遅れて出てきている場合もある。

痒い場合には、遠慮なく塗った方がいい時もある。
(効かない時もある)

いずれにせよ肌に出ているものは、即効性がウリの薬を使っても様子が変わるのに時間ががかる。
気長にね、やるしかないね。

これらをやっていくことで、少しだけ痒みがマシになっている現状。

でも完治には至らない。
カサカサの皮膚の再生には、数週間の時間がかかるというものだ。

それができるかどうかは、自分の肌細胞次第である。

とまあ適当に自分の経験からくる対処法を語ってみたので、今度はちゃんと出版された本から知識を得て紹介したいと思います。