時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

痒みが止められない

肌が乾燥してしょうがない。
真夏以外、とにかく肌が乾燥している。ドライスキン。

今の季節、もう寒いのに厚着ができない寂しさ。
だって、ちょっとでも厚いものを着重ねると痒みがゾワリとやってくるんだから。

おかげで肌にぴったりと、まるで「これも肌の一部ですよ」とでも言いたげなインナー類は一切着られない。

ヒートテック
着られるか、あんなもん。余計にドライになるわ。

無印の綿のインナー。
これも肌に引っ付きすぎて無理。気になる。

過敏肌になってしまった今の皮膚には、皮膚と衣服の間に空気という層が必要なのだ。何も触れない領域こそが絶対領域

叔母なんぞ、真冬はヒートテックを2枚着重ね、さらに薄手のカットソー(タートルネック)、その上から厚手のセーターを着るのが一般的な冬の装いだと言っていたが、そんなものを着て暖房のある室内で過ごすなんて考えられない。

暑ければ暑いほど、着込めば着込むほどドライな皮膚は痒みをしっかりと感じてしまう。

正直、暖房するなら薄着。しないなら厚着。

どっちかにしてくれないと、暖房で中途半端な気温で厚着、さらに空気の乾燥が重なってくると、もう逃げ場がないのだ。

冬の地獄とは、温めたいのに、温めれば温めるほど痒みを感じる皮膚である。
おかげで入浴もままならない。

あー困った。

ヒートテック

肌と同化するインナーの代表格

冷静になって、自分の肌がどうなっているのか素人なりに考えてみよう。

まず、この痒みそのものは、皮膚のバリア機能がズタボロになっていることから生じると思っている。

神経がむき出し、とまでは言わないけど、健全な皮膚に比べるとむき出しになってて、だからちょっとした刺激でも神経が反応する。
(神経が伸びている、表層近くまで上がってきている、とも言われる)

潤いがあればね、守られるわけよ、神経が。

で、痒みを感じて掻くことで余計に皮膚がズタボロになる。
だから悪化の一方だ、というのが一般的な考え方ですね。

だから、痒みを感じさせないように薬で痒みを感じるのを抑える、その間に皮膚を再生してもらう、というのも一般的な考え方でしょう。

私の場合、とにかく乾燥しまくっているから、乾燥さえ潤えば神経の振れ幅も元に戻ると思うのだけれど。

あと、皮膚そのもののターンオーバーすらも異常なことになっているとどこかで聞いた。

とにかく、肌が乾燥することで神経が表層まで伸びて刺激を感じやすいわ、正常な肌に戻るためのターンオーバーも異常だわで、もうどこが始まりなのか分からないことになっている。

そして、どこをどうすれば治るのかも。

正直この分野において、現代医学は明確な答えを未だ出せておりません。
なんせ「現代」と言われるくらいなので、歴史がまだまだ浅いのだ。

だからこそ、アトピーやアレルギーで悩む患者が減らない。

現代医学が現時点で万能なら、これらで悩む人なんて皆無のハズ。
私も今頃、ゆっくりお湯に浸かれているわ。

ということで次回は、完治してないけど、ちょっとはマシになった私なりの体験に基づいた対処法をご紹介しましょう。