時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

人生にイベント事を設けることが、生き続ける理由を見出す

人と自分を比べて、落ち込んでしまって、気分が下がりまくることって、あるよね。

そういう時、人と比べないようにする!と意気込むより、下がった気分を持ち直すための手段を見つけた方がいいと思った、今日この頃。

 

友人は、卒業前という最後の最後で結構いい企業に偶然入れて、入社1ヶ月ちょいで10万円近くのボーナスをもらえた。

学生時代、私は苦手なことにあえて挑戦して、バイトもやって、自分を鍛えたはずで、
アピールできるエピソードもあったはずなのに、結局、就職はできなかった。

友人は、バイトもできないような、そんな子だったのにね。

大きな違いがあった。

その子は家族仲がめっちゃよくて、末っ子で。

彼氏も当時はいて、なんにせよ、心の支えが沢山あった。

私は、いつも勝手に自分は一人だと思い込んでいた。

 

こんなことを考えてしまうと、無気力になる。

人と会わないと、こんな思考になる。

例えば1週間に1度でも人に会って話をしていると、こんな後ろ向きな思考には陥らない。

だいたい維持できるのは1週間だ。

ちょうど友人に会った。あれからちょうど1週間・・・

 

今日は休み。明日もまだ休み。

それなのに、急に気持ちが暗くなった。

重たい。ゲームを朝からやっていたのに、なんか急に、手が止まった。

好きなことのやる気さえ、消滅していくように。

ベッドに身体を投げて、電話片手にうつ伏せる。

そこで、前々から気になっていたイベントの予定が掲載されていて、いつもなら散々悩み迷うのに、それを見た瞬間、「参加しよう」と思った。

いつか機会があれば、なんて思ってたけど、今しかないじゃないか。

たったそれを決めただけで、驚くほど気持ちが持ち直せた。

あんなに嫌で仕方がなかったこれからのことや、今の気分も、全てが元に戻った。

 

自分がやりたいことを決める、それを待ち望むって、それだけで明るくなる。

最近、そういうことが、本当に分かりやすくなった。

前回も友人と夏休みに久々に会う約束を1ヶ月以上前にしただけで、とても気分が前向きになれたし、強くもなれた。それはもう、人からも分かるくらいに。

今までそういうことはなかった。

友人と1年以上会わない、連絡しないなんてこともあった。休日はずっと家だけ。それが1年間。でも、こんなに気持ちの上がり下がりはなかったはず。

それが最近、分かりやすいくらいに分かるのは、なぜだろうか。

 

こうやって、人生は楽しむものなのね、とか。

やはり1週間に1度は人と会うなり話すなりの機会を持たないと、人はどんどん暗い思考に飲まれていくな、とか。

ちょっとしたことで気分が下がり、いろんな気力が抜けていくから、どうにか持ち上げるために、何かイベント事を自分に設けてみたり、ちょっとした楽しみとか、やってみたいという好奇心を回していかないと、と思う。

今の生きる目標は、9月半ばのイベント事だけど、それだけでは足りない。

もっと別の、簡単なイベントを自分で見つけないと。少なくとも、週に1度実現できるもので。

(イベントと言っても、これを買うとか、この店のこれを食べるとか、そんなもの。子どもの頃は、それがアニメだったり漫画だったりしたけど、今はそういうのがないからなぁ・・・)

と、こんな風にいろいろなことが、分かるようになりました。

年のなせるワザか。時代なのか。

・・・うん、時代だな。今の時代が色んなものを加速させたんだ。