時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

ヘアドネーション祭り

最近、職場の方が、背中まであった髪を一気にショートヘアにして出勤してきた。

なんでもヘアドネーションという、髪の毛の寄付をやってきたそうだ。

髪をしばらく切ってないのは見て分かってたけど、まさか寄付のために伸ばしてただなんて知らなかったよ。

実はその1ヶ月前にも、職場の別の方がこれまで伸ばしてきた髪を寄付したらしく、ついでに言うと、つい最近会ったばかりの友人も、寄付のために髪を伸ばし続けていると言っていた。

 

すごい。

身近なところで3件も。

そういう試みがあることは知ってるし、子どもが寄付しました!なんてニュースでやってると、エライなーと素直に感じる。

その気持ちがね、嬉しいんだよ。胸を打つ。

 

自分でもできることがあるって、そういう思いがあるから、続けられるんだろう。

特に昨今は、美容院もなかなか行けなくて、しばらく伸ばしていたら、どうせならゴミにするのでなく、寄付して役立ててもらおうと。

特に友人の髪は黒々としていて、とても丈夫なストレート。

今はヘアカラーで少しだけ茶色に染めてたが、それでも丈夫でまっすぐな髪質だし、いいウィッグができそう。

 

言葉では簡単に言えるが、実行は簡単にできることじゃない。

すごく暑いし、なにより重く、洗髪も大変らしい。想像はつく。

髪をいくつかの毛束に分けて送るのだそうで、10本分取れる人もいれば、それ以下、同僚は5本くらいしか取れなかったという。

私だって、髪の量は人並に多いけど、多いからこそ、そんなに伸ばしておきたくない。

それくらい、これはもう2年から3年にかけてのプロジェクトなのだ。

寄付した後は、2人ともショートヘアにしており、すごく印象も変わるし、軽やかな見た目に、なんとなく表情も明るく見える。

友人も、終わった後は思いっきりショートヘアにすると言ってた。

でも、今現在の腰まではさすがに長いけど、背中くらいまでのロングヘアも、結構かわいかったんだけどな。

 

それにしても、寄付できるのが髪の毛でよかった。

これで爪を寄付とかだったら、大変なことになってたよ。