時にひきこもる思考

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雨のひとり長崎滞在記⑧(戦火の残り)

前回のつづき

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3日目、この日は昼には長崎を出ないといけないのですが、やはりこの日も雨。

本当なら、この日にデジタルミュージアムに行きたかったのですが、雨を考えて前日に行ってしまっているので。
のんびりチェックアウトして、さあ、どこへ行こうかと地図を見てしばし悩む。

ホテルの近くに、有名な「1本柱鳥居」があるとのことで向かってみることに。

「1本柱鳥居」こと、「山王神社二の鳥居」。

1本柱鳥居

半分が、爆風で飛んでってます、、

これは、福岡在住の上司から聞いて初めて知りました。
この鳥居、今はめちゃくちゃ住宅地の近くにあります。

爆弾によって神社は崩壊し、唯一残ったのが4つあった内の2つの鳥居らしく。
二の鳥居の方は、半分が吹っ飛ばされてしまった形で残っています。

吹っ飛んだ側の鳥居も、近くに保存されてます。
(ちなみに、残ったはずの一の鳥居は後に無くなったそう)

二の鳥居残骸

飛ばされた半分です

二の鳥居残骸

保存?残されてますね

でも爆風で吹っ飛ばされて、こうして半分だけ残るなんてことも、あるんですね。
まあ綺麗に見事、半分だけ残ってます。

当時は、この鳥居をめがけて、多くの人が山へと向かったそうでした。

この近くには復興された神社と、戦火を生き残ったクスノキもあるということで、神社へと足を進めることに。

被爆クスノキ

これまで見た中で、一番大きなクスノキ

めちゃくちゃ大きなクスノキが2本、出迎えてくれます。
これが「被爆クスノキ」。

なんか、身をよじってるようにも見えてくる、、
すごい生命力かもしれないけど、もう、そっとしておいた方がいいのかもしれない。

入って右側のクスノキには穴が開いていて、そこに当時、爆風で飛んできた石が入り込んでる様を見ることができる。

そこも写真に収めておこうと思ったら、さっきまで普通に使えていたスマホカメラが急に起動しなくなりました。

山王神社

立て直された神社

境内を見学した後も、まだ時間はあったので、さあどうしようと思い調べて、別のスポットへ向かおうとして歩を進めていると。

気になるスポットが目に入ってきたので、そちらへ向かいますと。

そこは「坂本国際墓地」。

坂本国際墓地

公園みたいな墓地

案内板を見てみると、なんと昨日寄った永井博士のお墓がここにあるそうです。

ここにたどり着いたのも何かの縁ということで、遠目から手を合わせておきました。

永井博士墓地

ここが永井博士のお墓でした

ここ国際墓地では、他にも有名処で言うと、グラバー園の「トーマス・グラバー」さんのお墓もあります。

人のお墓をパシャパシャ写真に残すのもなぁと思いながらも、国際的なお墓を興味深く見てきました。

日本のお墓ってのはどこでも見られるけど、日本において海外仕様のお墓って、なかなか見られないじゃないですか。

海外のお墓は、十字架もあるし形もいろいろあって、とてもお洒落な感じ。
墓だけで異国館出ますよね。

こういうのを見ると、やはり長崎は異国との距離が近かったのが分かります。

そんな思いを馳せながら、長崎の滞在は雨と共に終了しました。
最後の最後まで傘と共に巡った長崎は、これはこれで悪くない体験。

特に市内は路面電車がひっきりなしに通っているので、観光スポットから観光スポットまで、安く簡単に移動ができるから。

路面電車

多種多様な外装の路面電車が楽しい

頑張れば、1日でめぼしい観光地を確実に巡ることができるので、意外と悪くない。

ただ、あまりにも当たり前にありすぎて、路面電車に気付かずに曲がろうとする車の多いこと多いこと。

狛犬

つづく

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