時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

美容院という空間

またまた髪を短く切ってもらおうと、美容院に行ったんですが。

前回、生まれた初めてのショートヘアにして。
その後は、職場でも、
「短くなってる!」「いいねぇ」
と肯定的な話題が広がったりしたものです。

実際に、短くしてからものすごく楽で。
寝癖もなければ、跳ねも出ない。
痛む前に切れるから、おそらく枝毛も大丈夫。

髪を短くしたデメリットなんて一切ないくらい、本当に楽。

美容師のおっちゃんからも、
「昔からその髪型だったかのように、全然新鮮味がない(くらいに馴染んでいる)」
と言われる始末。

いやぁ、そのとおりで。
まさか思いっきり切ったら、これまでずっと悩みだった髪の外はねも無くなって、本当にノンストレスである。

もっと早くからこうしてればよかった。
でもなぜか、なかなかショートにできなかったんですよね。大きく変わることを避けてた感じ。

で、そんな初ショートの周りからの評判などの話をしたんだけれども。

「どこの美容院言ったの?って話題にならないですよね」
とおっちゃん。

おお、確かに言わないなぁ。

「髪切ったんだ~、いいね」とかは言うけど、確かに、それをどこで切ったのかは言わないし、聞かないわ。
話題に上ったこともない。

「僕らは集客としてやってほしいけど、みんな全然言わない。
やっぱり、プライベートな空間を人に言いたくない心理?」

たしかに。
そういうサロンとかって、病院と違って、あんまり人に積極的に言いたくない心理ある。

そういう陰でお洒落の努力(?)してる部分を、あんまり人に知られたくないというか。
共有したくない感じ?

バッタリ会っても気まずいし。
なんか、隠れ家的な存在なんでしょうね。
そういう意味で、結構なプライベート空間なわけですよねぇ美容院って。

だからお客にとって、外から丸見えの美容院って、結構苦手意識持ってる人も多いと思う。

いや、私みたいにみすぼらしい女だから聞かれないだけの可能性もあるけれど。
美のカリスマになら、「それどこで買ったの?」という感覚で、みんなこぞって聞くかもしれない。