時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

アクリルパネルが割れていた

職場で、アクリルパネルが割れてる!

そう、飛沫防止のためのアクリルパネルが割れていて、それを誰かがアロンアルフアでくっつけて放置してあるのを先日見かけた。

会議などで使う横長の机に紙一枚載せて、その上にパネルを置いて乾かしていたらしい。私がその机を動かそうと、横たわっていたパネルをちょっと移動させたら、机に接着剤の跡が残ってしまっていた!
肝心のパネルにも、その紙がくっついたまま固まっている!

おまけに、アロンアルフアで接着した部分が白くなっている。
これは目立つ!傷跡を縫った以上に目立つ!

これだから、アロンアルフアではダメなのだ。
特に透明なものに対しての接着には絶対的に向かない。

この手のクリアなパネルにもし使うとしたら、白くならないものを使うとか、2液混合タイプのものを使うとか、いろいろと考えないと。

個人的には、2液のエポキシ系接着剤がおすすめ。
匂いはかなりキツイが、クリアに固まる。経年劣化で黄ばむことはあるかもしれないが、それまでにはこの飛沫防止騒動も終わっていることだろうし。

あまり接着剤を使わない人が接着したんだろうか、せっかくの分厚くて立派な買ったばかりのアクリルパネルが使いものにならなくなっているのは勿体ない。
決して安くはないはずなのに。

おまけにだよ。

このアロンアルフアを使ったせいで、その接着部分付近に付いてあった指紋が浮かび上がってるのです。

アロンアルフアはいつもこういう感じになるので、調べてみたところ。
なんとこのアロンアルフアに含まれる化学物質は、指紋採取でも使われていたのだと判明。なんでも、ちょっとした水分に反応して固まってしまうらしい。
(日本で発明された「シアノ法」というやり方みたいよ)

これはアロンアルフアの会社が、「これで指紋採取の実験をしてみよう!」なんて提案を子どもたちに行っているくらい。
そりゃ、指紋が浮き上がってきて当然なのである。

この指紋を調べれば、誰がこれを割って直したのか、そして机とパネルをダメにしたのかすぐに分かってしまうよ・・・

まったく、犯人自ら自分の指紋を残して、ご丁寧に検出できる状態にしていってしまうなんて。
痕跡を残すどころか、その証明すらもやってくれているなんて、偶然とはいえ鑑識もびっくりである。