昨日の夜、知り合いの方にメールを書こうと。
もう電気も消して、布団に入って、うつ伏せになって文章を書いていた。
書いているうちに、もう自分が今の職場で働けないんだと悟った。
もう、辞める前提で、「次に何をしていいのか分からない」「どうしたらいいのか分からない」なんて文章がすらすらと出てきてしまったのだから、もうこれは、いよいよ限界なのだと悟るわけだ。
まさか、もう辞めることが前提だと、自分が思っているなんて、、、!
まるで、何かスイッチを押されてしまったような感じ。
このスイッチ、実は時限爆弾の発火装置だ。
もうカウントが始まってしまった、そんなところだ。
前の職場はね、1年過ぎたあたりで、新人が入ってきたあたりから、苦しくなって。
ちょうどそんな時、意味深な夢を見た。
私は夢の中で、アイスクリームの棒を回収する仕事をやっていて。
アイスクリームを売っている人に、近くで「地味でやりがいのない仕事だけど、アイスの棒を回収する仕事よりはマシよ!」と聞えよがしに言われたのよね。
他にも、同じ部署で働いていた先輩がいて、その方は異動になったのだけれど、夢の中で再会したときに、ものすごい笑顔で幸せそうに「今が幸せ」と言いながら、台車を押して爽やかに去っていった。
なんだか、辞めたい気分になるでしょ、こんな夢を見てしまったら。
元々、迷いだとか、不満だとか、性格的に合わなくて随分無理してたとか、いろいろあったけど、それを誰にも言えなくて。
特にその頃は、感情も自分も押し殺しまくってた。そうして全てを閉ざすことで、どうにかやってきたし、それが正しいやり方だとすら思い込んでいた、とんでもない勘違い野郎だった。
結局、その年の夏に、前々から恐怖を感じてた人に、ちょっと嫌なことを言われただけで、自分の中でつながっていた糸のようなものが切れてしまったかのごとく、やる気が一気に無くなってしまった。
その日のうちに、辞めますと告げて、以降、手続き以外でそこに行くことはなかったという。
何も言わなくて、でも不満だけはしっかり蓄積していくタイプは、ある日突然、発火装置が作動してしまうから、厄介ね。
今回も、同じ道をたどりそうで怖い。しかも、その頃より若くない分、チャンスも低い。
でも、今の仕事を続けても、どうせあと1年ほどなので、今辞めた方が1年若い分、可能性はあるのだ。
最後までやり遂げることを選ぶか、見切りをつけて、1年の若さと可能性を取るのか。
正直、若さを偏重する日本は、長く継続するより、さっさと次を見つける方に力注いだ方が、正しいやり方のように見えるのだ。