7月は、なんか体調やらなんやらが、あんまりよくなかった気がするので。
8月こそはと思い、ヒマな1日、一人で「ひまわり」を見に行ってみた。
昨年もひまわりを見に行ったけど、その時も、やはり一面に敷かれたひまわりって全部が全部、同じ種類ってわけではなく。
だから、行って満開のやつもあれば、すでに元気がなくなっているものもあるわけです。
見頃は7月下旬~8月のいくらかとか書いてても、全てに当てはまるわけではないのである。
そこが、自然の気まぐれというか。
ひまわりの個性ですね。
それでも同じ種類のひまわりは、だいたい一斉に咲いてるか萎れてるかなので、種類によって決まってるのですねぇ。
みんな一斉に咲いてて、協調性がありますこと。
さて、その日行ったひまわりも、実は1週間前が一番の見頃だったそうで、半分以上がそろって下を向いてて哀しい雰囲気を漂わせてました。
快晴の空の下、一斉にひまわりが下を向いてるのって結構悲しくなるもんです。
それでも、とある一面では今が華ですってくらいに誇らしげに咲いてたので、見れてよかったヨカッタ。
電車で行ったので、帰りの電車が来るまで実は1時間以上、いえ1時間半以上あって。
そんな一区画のひまわりだけで時間が潰せるわけもなく。
他に来ていた今どきな若い女子2人組は、さっさと駅へと引き上げていきました。
まあ、その駅も無人駅ですけど。
途中、カメラマンらしきおじさんと、20代の女子×2がキャッキャしながら話してて。
おそらく、この場ですぐに知り合って仲良くなったんだろうなと思われる。
すごく人に興味を持ちそうな顔をしてる、はつらつとした女の子だった。
心に壁を作らない、そんなタイプなんだろう。
そういうの、見た目でも分かるらしい。
おじさんの持ってる大きな望遠レンズの付いたカメラに興味を持ってるらしく、興味津々で話かけつつ、キャーキャーと写真を撮ってもらったりしていた。
おじさんも、まんざらではなさそうだ。
その20代の女子は、おそらく24くらいだろう。
仕事して2年目とか言ってたから、大学を出てるなら、それくらいか。
それを聞いて、おじさんは驚いていた。
「学生かと思いました?」と女子2人は言って笑ってたけど、確かに見た目もノリも社会人というよりは大学生っぽかった。
うん、いるいる、こんな大学生って感じで。
先に引き上げてったのは、今風の若い女子は。
腹の出てるノースリーブ来てて、でも足元はデニム。暑いのか寒いのか、よく分からない恰好だ。
他にも大学生だろうなと思われる初々しいカップルや、家族連れ。親子。
まあ色々いたけど、一人で来てるのはカメラマンと私くらいのものでした。
カメラマンは仕事としてだろうけど、私は一体、こんな辺鄙な場所に何をしに来たんだろう。
しかも、ひまわりで時間が潰しきれなかった後は、河原で一人石の上を歩いて、炎天下の下ひたすら時間を消化していた。
一体、何なんだと。
でも夏と言えば、やはり川。
河原でぶらついただけで、夏っぽいことした気がするのでヨシとする。
やっぱり目的地を決めて、そこへ行って楽しむことは有意義な時間だったと思わせてくれるもの。
平日仕事をし出してからは、元がインドア、どうしても遠出するのを面倒くさがってしまうところがあるけど。
やっぱり外に出て目的を達成すれば、気分がいいし自信にもなるから、ちょっとずつでも出かけていこうと思うこの頃。
思い出だけができた。