時にひきこもる思考

考察とnikki 一言で言えば、ただのエッセイ

部屋の模様

ちょっと前に、絨毯を捨てた。

カエルが描かれた、ちょっと子供っぽいやつ。

 

子ども部屋だった頃からの部屋だから、当然家具も子どもの時からのお付き合い。

勉強机、タンス、ベッド、本棚、カーテン。

それら全て、20年の付き合いだ。

 

模様替えしたいなーと思いつつ、大きな家具はそのままだから、あまり変わり映えしない部屋が出来上がる。

 

1年ほど前、ようやく20年近く愛用していたごみ箱を買い替えた。

ブリキのピンクのごみ箱。

これがまた、ごみ箱っぽくて気に入っていたのだ。

 

あまりにも汚くて、ようやく買い替えたのは白いごみ箱。このごみ箱のために、あらゆる店を仕事帰りに回って、でもなかなか理想の形が見つからず。

 

ごみ箱ひとつ見つけるのに、2か月くらいかかった。結局、家の近所のstudioCLIPという洋服と雑貨のお店で理想のものを見つけた。うん、これぞ「ごみ箱らしいごみ箱」だ。

 

ごみ箱ひとつに、このこだわり。

理想を追求するのに、時間がいくらあっても足りませんな。

 

で、カエルの絨毯だけど。

あまりにも子供っぽくて、どうにか替えたいなと思って去年から探していたけど、絨毯って結構高い。

しかも、普段化粧する時以外、地べたには座らないから、それだけに対して出す値段に納得できず、結局、ピンポイントで座るため用の安い円形ラグを買った。

 

しかし、実は部屋はマンションのせいか、フローリングじゃなくカーペット。

このカーペットがまた曲者で、なんせ年期が入ってるから、まあ汚い。

ちょっとこぼしたものが染みを作ってしまい、それを隠す意味で、カエルの絨毯をいやいや敷いていたのだ。

 

でも先週、ようやくカエルの絨毯を捨てた。

どうせ染み隠しのためなら、別に絨毯でなくてもいいと思ったからだ。

適当に手芸店で布でも買ってきて、それを敷いておけばいい。

 

そう思ったから、バッと捨てた。

残ったのは、円形ラグのみ。

 

で、今日。

部屋でラーメンを食べたんだわ。

 

で、ラーメンの汁を床にぶちまけて、円形ラグがびしょびしょ。

仕方なく、捨てることにして。

慌てて同じようなラグを買いに出かけた。

 

そこで、安い楕円形ラグというものを見つけて、速攻で買ってきた。

この楕円形、色が緑なんだけど、ちょうどよい大きさで染みがきれいに隠れるのだ。

 

カエルの絨毯を捨ててから、やけに部屋が寒いような気がしていたから、やはり絨毯って大事なんだなーと実感したばかり。

やはり、部屋に絨毯は大事。

 

ちょっと前にお店に見に行ったときは、そんな絨毯売ってた記憶はなかったから、ちょうどよく見つけられて運がいい。

 

現実って、たまにこういうことするよね。

 

おかげで今年の年始休みは、快適にゲームができそうです。